恋愛・結婚

デートに
誘えないあなたへ

関口美奈子

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
気になる人がいる。もっと仲良くなりたい。でも、デートに誘う、その一歩が、どうしても踏み出せない。「断られたらどうしよう」と、頭の中でぐるぐる考えて、結局、誘えないまま。奥手な方から、よくお聞きする悩みです。
でも、お伝えします。デートに誘えないのは、勇気がないからではありません。「誘い方が、重すぎる」だけかもしれません。誘い方を軽くするだけで、奥手でも、ぐっと誘いやすくなります。今日は、その方法を、お話しします。

この記事の結論

デートに誘えないのは勇気不足ではなく、誘いが重すぎるからです。逆説的ですが、断りやすい誘いほど、受けてもらえます。

  • 最初は「短いお茶・ランチ」の軽い誘いにする
  • 会話に出た話題に絡め、日時は二択で出す
  • 断られたら「了解です、また誘わせてください」で軽く引き、代案が来るかで脈を見る

すぐ使いたい方は、下の場面別の例文からどうぞ。

誘えない原因は「誘い方が重い」から

まず、原因を見直しましょう。デートに誘えない人は、頭の中で、こんなイメージを描いています。「丸一日、どこかへ出かけて、楽しませなきゃ」「おしゃれなお店を予約して、完璧にエスコートしなきゃ」。

この「本格的なデート」を、最初から想定してしまうことが、ハードルを天井まで上げているんです。そんな大ごとを申し込むのは、誰だって怖い。相手だって、いきなり一日がかりの誘いは、身構えます。でも、考えてみてください。最初の誘いは、そんなに大げさである必要はありません。「お茶でも一杯」くらいの、軽いものでいい。誘い方の「重さ」を下げれば、怖さも、すっと下がります。

コツ①:誘いは「短く・軽く」する

では、具体的に。最初の誘いは、「短くて、軽いもの」にしてください。これが鉄則です。

丸一日のデートではなく、「30分だけお茶」「ランチ1時間」。短いほど、相手も「それくらいなら」と応じやすく、あなたも誘いやすい。しかも、短時間のほうが、奥手な人には好都合です。長時間、間が持たずに気疲れすることもありません。初デートは、短く、軽く。まずは「会えた」という事実をつくることが、何より大切。そこから、2回目、3回目へと、少しずつ深めていけばいいんです。

コツ②:会話の流れに「絡めて」誘う

次に、誘う「言い方」です。改まって「あの、お願いがあります」と切り出すと、お互い緊張します。そうではなく、会話の流れに、さらりと絡めるのがコツです。

たとえば、相手が「カフェ巡りが好き」と話したら、その流れで「いいですね、よかったら今度ご一緒しませんか」。共通の話題が出たら、すかさず、軽く。改まらないので、お互い気が楽です。さらに、日時は「今週末か、来週あたり、どうですか」と二択で提案すると、相手も返事をしやすくなります。「いつでもいいです」より、選択肢を出すほうが、話が前に進みます。

そのまま使える誘い文の例文|対面・LINE・婚活の場面別

「言い方さえ決まっていれば誘えるのに」という方のために、場面別の例文を置いておきます。どれも共通しているのは、理由がひとつ添えてあることと、相手が断っても角が立たない余白があること。誘いの上手な人は、実は「断りやすさ」まで一緒に差し出しています。

対面で誘うとき:話が弾んだ直後がいちばん自然

誘うタイミングは、話題が盛り上がったその場です。後から改めて切り出すほど、重くなります。

  • 「そのお店、気になってたんです。よかったら今度、お昼に行きませんか」
  • 「その話、もっと聞きたいです。今度お茶でもしながら続きを聞かせてください」
  • 「甘いもの好きなんですね。近くにおいしいお店があるので、今週か来週、どうですか」

LINEで誘うとき:一通で「理由・中身・日時」をそろえる

LINEは表情が見えない分、要件がぼやけると相手が返事に迷います。なぜ誘うのか、何をするのか、いつがいいかを一通にまとめると、読み手の負担がぐっと減ります。

  • 「この前話してたカフェ、調べたら駅から近かったです。土曜か日曜のお昼、1時間くらいどうですか」
  • 「◯◯さんが好きだと言っていた展示、始まったみたいです。もし興味があれば、一緒に行きませんか」

文面の組み立て方はデートの誘い方LINE編でさらに詳しくまとめています。

婚活・結婚相談所の交際中に誘うとき

婚活の場では、会うこと自体がお互いの前提なので、遠回しな口実はいりません。「また会いたい」をまっすぐ言って大丈夫です。なお結婚相談所(IBJ)のルールでは、お見合いの席での連絡先交換や、交際成立前のお誘いは禁止されています(IBJ ルール&マナー)。誘うのは、交際が成立してからです。

  • 「今日はありがとうございました。とても話しやすくて、また会いたいと思いました。次はランチでもいかがですか」
  • 「次回、◯日か◯日のご都合はいかがですか。お店はこちらで探しておきますね」

女性から誘うとき:「行きたい場所」を主語にする

女性から誘うのは、少しも珍しいことではありません。照れくさいなら、主語を「あなた」ではなく「行きたい場所」にすると軽くなります。「気になっているお店があって、一人だと入りにくくて。付き合ってもらえませんか」。好意を正面から差し出さなくても、会う理由は十分に伝わります。

「断られる=全否定」ではない

それでも残るのが、「断られたら」という怖さですよね。ここを、ほどきましょう。誘えない人は、「断られること=自分の全否定」だと、感じてしまっています。でも、それは違います。

断りの多くは、その日の予定や、タイミング、相手の状況の問題。あなたという人間の価値を、否定するものでは、決してありません。そして、誘いを「軽く」しておけば、たとえ断られても、ダメージは小さく、関係も気まずくならずに続けられます。これは、婚活が怖いという不安全般に言えること。怖さの正体は、たいてい「最悪の想像」です。誘わずに後悔するより、軽く誘ってみる。そのほうが、ずっと前に進めます。

断られたときの一言と、次の見極め方

誘いの印象を決めるのは、実は誘った瞬間より断られた後の数秒です。ここで残念さをにじませたり、理由を問い詰めたりすると、相手は「断った罪悪感」を抱えることになります。反対に、さらりと引ける人は、それだけで余裕のある人として記憶されます。

そのまま使える、関係を守る返し

  • 「了解です。また誘わせてください」
  • 「忙しい時期ですよね。落ち着いたら、ぜひ」
  • 「わかりました。◯◯さんの行きたいところがあれば、今度教えてくださいね」

短く、明るく、責めない。これだけで、次に誘うときの扉は開いたままになります。

脈を見るのは「断り方」ではなく「代案」

断られた事実より、見るべきは相手から代わりの提案があるかどうかです。「その日は無理だけど、来週なら」と日程を出してくれるなら、会う気持ちはあります。代案がないまま同じように断られることが続くなら、いったん誘うのを休み、普段のやり取りで関係を温め直すほうが得策です。追いかけるより、脈ありのサインを落ち着いて読むほうが、結局は近道になります。

まとめ:重さを下げれば、一歩は軽くなる

デートに誘えないのは、勇気がないからではなく、誘い方が重すぎるからです。誘いは短く軽くし、会話の流れに絡めて、日時は二択で。そして「断られる=全否定」ではないと知れば、最初の一歩は、驚くほど軽くなります。

完璧なデートをセッティングしようと、気負わなくて大丈夫。まずは「お茶でも一杯」から。小さな誘いが、二人の距離を縮める、最初のきっかけになります。奥手なあなたが、勇気を出して軽く声をかけたその一歩を、きっと相手は、うれしく受け取ってくれます。
私たちエースブライダルでは、お誘いのタイミングや言い方まで、奥手な方に寄り添って、仲人がサポートします。「自分から誘うのが苦手で」という方こそ、よければ一度、無料相談でお話を聞かせてくださいね。

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よくある質問

デートに誘えないのは、勇気がないからですか?
勇気の問題というより、「誘い方が重すぎる」ことが原因のことが多いです。いきなり一日がかりの本格的なデートに誘おうとすると、相手も自分も身構えます。お茶やランチなど、短くて軽いお誘いにすれば、ぐっとハードルが下がり、奥手な人でも誘いやすくなります。
デートに誘うとき、何と言えばいいですか?
会話で出た共通の話題に絡めて誘うのが自然です。「カフェ好きなんですね、よかったら今度ご一緒しませんか」のように、流れの中でさらりと。重く改まらず、断られても気まずくならない言い方にしておくと、お互い気が楽です。日時は二択で提案すると返事をもらいやすくなります。
断られるのが怖くて、誘えません。
断られることを「全否定」と捉えてしまうと、怖くて動けなくなります。でも、断りは多くの場合タイミングや状況の問題で、あなたの価値の否定ではありません。軽いお誘いにしておけば、断られてもダメージは小さく、関係も続けられます。誘わずに後悔するより、軽く誘ってみることが大切です。
LINEでいきなりデートに誘っても大丈夫ですか?
大丈夫です。引かれるのは「いきなり」であることより、理由のない一文です。「この前話していたカフェ、土曜か日曜のお昼にどうですか」のように、誘う理由・何をするか・日時の候補を一通にそろえると、相手も返事に迷いません。
デートの誘いを断られたら、何と返せばいいですか?
「了解です。また誘わせてください」のように、短く明るく引くのがいちばんです。理由を問い詰めたり残念さをにじませたりすると、相手に罪悪感を残します。脈を見るときは断り方ではなく、相手から代わりの日程の提案があるかどうかに注目してください。
女性からデートに誘っても大丈夫ですか?
まったく問題ありません。照れくさい場合は「気になっているお店があって、一人だと入りにくくて」のように、行きたい場所を主語にすると軽く誘えます。好意を正面から伝えなくても、会う理由は十分に伝わります。

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