こんにちは。関口美奈子です。
自分磨きというと、見た目に目が行きがちですが、もうひとつ、印象を大きく左右するのに、見落とされがちな要素があります。それが、「声」と「話し方」です。
実は、人の印象は、「何を話すか」と同じくらい、いえ、それ以上に、「どう話すか」で決まります。声のトーンや話すスピードを、少し整えるだけで、信頼感も、落ち着きも、ぐっと伝わるようになる。今日は、声と話し方の、自分磨きをお話しします。
印象は「内容」より「話し方」で決まる
まず、知っておいてほしいこと。人の印象は、話の「内容」より、「話し方」で決まる部分が、とても大きいんです。
メラビアンの法則でもお伝えしたように、声のトーンや、話すスピード、間の取り方といった「聴覚」の情報は、印象を強く左右します。同じ「ありがとう」でも、ぼそっと言うのと、明るくはっきり言うのとでは、まるで伝わり方が違いますよね。つまり、話の中身を磨く前に、「どう伝えるか」を整えるだけで、印象は大きく変わるんです。これは、コスパのいい自分磨きです。
「少しゆっくり・低め」が、信頼を生む
では、印象の良い話し方とは。基本は、「少しゆっくり・低めの、落ち着いたトーン」です。
緊張すると、人は早口になり、声も上ずります。これは、自信がなさそうに、落ち着きがなさそうに聞こえてしまう。意識して、いつもより少しゆっくり、少し低めのトーンで話すだけで、落ち着きと、信頼感が生まれます。早口でまくし立てる人より、ゆったり話す人のほうが、「余裕がある」「頼れる」と感じられる。スピードを落とすだけで、印象は、見違えます。
語尾を「言い切る」と、自信が伝わる
もうひとつ、すぐに効くコツ。それは、語尾を、はっきり言い切ることです。
「〜だと思うんですけど……」と、語尾が消えてしまう話し方は、自信がなさそうに聞こえます。逆に、「〜です」「〜します」と、最後まではっきり言い切ると、それだけで、堂々として、信頼できる印象に。声の大きさも、ぼそぼそではなく、相手に届く声で。語尾と声量を意識するだけで、第一印象は、ぐっと良くなります。内容に自信がなくても、言い切る勇気を持ってみてください。
「間」を、こわがらない
そして、上級のコツ。それは、「間(ま)」を、こわがらないことです。
沈黙が怖くて、ついしゃべり続けてしまう人は、多いもの。でも、話せる人ほど、適度な「間」を、上手に使います。大事なことの前に、少し間を置く。相手が考える時間を、与える。間があることで、言葉に重みが出て、落ち着いた印象になります。立て板に水で話すより、ゆったりと間を取れる人のほうが、余裕と知性を感じさせるんですね。沈黙を、味方にしてください。
まとめ:声は、磨ける自分磨き
声と話し方は、生まれ持った声質は変えられなくても、トーン・速さ・語尾・間は、意識と練習で、確実に整えられます。そして、その効果は絶大。話し方を整えるだけで、信頼感も、落ち着きも、感じの良さも、伝わるようになるんです。
少しゆっくり、低めのトーンで。語尾は言い切り、間をこわがらない。まずは、自分の話し方を録音して聞いてみると、改善点が見えてきます。声は、磨ける自分磨き。見た目を整えるのと同じように、ぜひ、話し方も整えてみてくださいね。
話し方や伝え方は、講演・研修でもよくお伝えしているテーマです。ご関心のある方は、よければお気軽にご相談ください。