Second career column

美容サロンスタッフの求人が見つからない理由。職種名の地図を先に持つ

サロンスタッフ、セラピスト、施術スタッフ。同じ仕事が別の名前で載っています。呼び名の地図から始めましょう。

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美容サロンの求人が見つからないのは、募集が少ないからではありません。探している言葉が、業界で使われている呼び名とずれているからです。

「美容サロン スタッフ 求人」と入れて出てくる結果と、街のサロンが実際に出している募集は、たいてい重なりません。サロン側は「アイブロウリスト」「セラピスト」「サロンコンシェルジュ」といった、その業態の中でしか通じない名前で募集しているからです。同じ職場の同じ仕事が、サイトごとに違う名前で並んでいる。この呼び名の方言に気づかないうちは、すぐ近くにある募集が検索結果に出てきません。

だからこの記事では、条件の話より先に、呼び名の地図を渡します。地図を持ってから探すと、見える求人の数が変わります。役割の整理、未経験から入るときの見方、免許の考え方まで順に書きました。売り込みは末尾の一章だけです。

この記事の要点
  • 求人が見つからないのは募集不足でなく、検索語と業界の呼び名がずれているから
  • サロンの仕事は施術・受付・店舗運営の三層。受付側からの入口も道になる
  • 免許の要否は役割ごとに分けて説明できる店を選び、求人票と面談で確認する
朝のサロンの入口

呼び名の地図:同じ職場の仕事が、別の名前で載っている

大事なのは、名前の違いが仕事の違いとは限らない点です。「サロンスタッフ」で募集する店と「アイブロウリスト」で募集する店が、まったく同じ内容の仕事を指していることは珍しくありません。逆に、同じ「セラピスト」でも店によって扱う施術は違います。

名前は、その店がどの業態に自分を寄せているかを表すだけです。検索窓に入れる言葉を一つに絞ると、その言葉を選ばなかった店が全部消えます。免許の欄は一般的な目安なので、求人票の記載と面談で確認してください。

よく使われる呼び名実際にやること免許の要否の目安
サロンスタッフ/美容サロンスタッフ店全体の仕事をまとめた総称。施術も受付も含むことが多い担当する範囲による
ビューティースタッフ同じく総称。求人サイト側の分類名としても使われる担当する範囲による
施術スタッフお客様の体や顔に触れる工程を担当する一般に美容師免許などが求められることが多いとされる
セラピスト幅が広い。リラクゼーション寄りの店も、美容施術を含む店もある扱う施術によって変わる
アイブロウリスト/アイブロウスタイリスト眉のカウンセリング、デザイン、ワックス脱毛、シェービング一般に美容師免許が求められることが多いとされる
アイリストまつげエクステンションやまつげパーマ一般に美容師免許が求められることが多いとされる
ネイリストネイルケア、ジェル、アートなど公的な免許は一般に定められていないとされる。民間の技能検定を求める店は多い
エステティシャンフェイシャル、ボディ、脱毛など。店により扱う機器が違う公的な免許は一般に定められていないとされる。機器により条件が変わる場合がある
受付・カウンセリングスタッフ来店対応、カウンセリング、メニューの提案、会計施術を担当しない場合、求められないことが多い
サロンコンシェルジュ受付とほぼ同じ内容を、接客の質を前に出して呼んだもの施術を担当しない場合、求められないことが多い

探すときは、行きたい業態の呼び名を三つ書き出して、それぞれで検索してみてください。「眉」ならアイブロウリストとサロンスタッフと施術スタッフ、「話す仕事」ならカウンセリングスタッフとサロンコンシェルジュと受付、という具合です。

免許の線引きは施術の中身や運用によって変わる場合があるので、記事の側で断定はしません。大事なのは、応募先が役割ごとに免許の要否を分けて説明できるかどうかです。分けて説明できる店は、制度と働く人の両方を見ています。「そのあたりは入ってから」とぼかす店は、その曖昧さが入社後もついて回ります。

サロンの中の役割は、三つの層に分かれている

呼び名がばらつくのは、サロンという職場の構造がそうなっているからです。どの美容サロンにも、大きく三つの層があります。

一つめは、施術する人。二つめは、迎えて相談を受ける人。要望を引き出し、メニューを提案する層です。三つめは、店を回す人。予約管理、在庫の発注、掲載情報の更新、SNSの運用といった、表からは見えない仕事を担います。

ほとんどの求人は、一つめの層の名前で募集を出しています。けれど働き始めると、二つめと三つめの仕事も自然と手の中に入ってきます。小さな店ほど、その重なりは大きくなります。だから、二つめや三つめの入口から入って、働きながら一つめへ移っていく道も確かに存在します。

仕事の中身求人での載り方
施術する人技術で仕上がりを作る。指名がつきやすい層アイブロウリスト、アイリスト、ネイリスト、施術スタッフ
迎えて相談を受ける人来店対応、要望の聞き取り、メニュー提案受付、カウンセリングスタッフ、サロンコンシェルジュ
店を回す人予約管理、在庫、掲載情報の更新、SNS単独の募集は少なく、他の層の仕事に含まれる

三層を頭に入れると、面談での質問が変わります。「どの層から始めて、どこまで担当しますか」と聞ける人は、入社後のずれが小さくて済みます。

履歴書なしで、まず話を聞かせてください。

メンズ眉毛サロン Winsome は、夜職のご経験がある方のご相談を歓迎しています。
応募を決めていなくても、条件の相談や店舗見学だけで構いません。相談は応募扱いになりません。

無料で相談する(フォームを開く)

未経験から入るときに、求人票のどこを見るか

「未経験歓迎」の四文字は、それだけでは何も語りません。見るべきはその後ろの設計です。

まず研修です。研修があるか、期間の目安が書いてあるか、研修中の給与がどうなるかの三点です。避けたいのは、研修中は無給という設計です。額が本採用より低いこと自体は珍しくありませんが、額が書かれていないのは別の問題です。

次に、デビューまでの流れです。座学だけなのか、練習用のモデルを店が用意するのか、先輩の施術に同席する期間があるのか。美容の技術は手を動かした回数が仕上がりに出るので、練習の場があるかどうかで上達の速さが変わります。

三つめは、指名とインセンティブの設計です。指名料のうちいくらが自分に入るのか、手当があるのか、ノルマがあるのか。書いていない求人も多いので、面談で聞いてかまいません。嫌な顔をする店は、入ってからも聞きにくい店です。

四つめは始業時刻、五つめは見た目の自由です。朝が早い店と昼前から始まる店では生活のリズムが違います。髪色やネイル、ピアスの扱いも店ごとに差が大きく、ここを我慢して働くと思っているより早く疲れます。見た目を保てるかどうかも待遇の一部です。

夜の接客経験は、この業界で言い換えが効く

夜の現場で接客をしてきた方は、美容サロンの仕事と相性がよいことが多いです。理由は三つあります。

一つめは、聞く力です。サロンのカウンセリングは、言葉にされた要望をそのまま受け取る仕事ではありません。「なんとなく垢抜けたい」の下にある望みを、会話で掘り当てる仕事です。相手が言わないことを察して場を整えてきた経験は、この工程にそのまま乗ります。

二つめは、リピートの感覚です。指名という仕組みは、業種が変わっても構造が同じです。一度きりの満足ではなく、次に会うことを前提に関係を作る。その設計を体で知っている人は、サロンでも早く指名がつきます。

三つめは、見せ方の感度です。眉や爪や肌の仕上がりが人の印象をどう変えるかを、理屈でなく実感として知っている。技術は入ってから覚えられますが、この感度は先に持っている人のほうが強いのです。

Winsomeという選択肢

ここからは、私たちが運営するメンズ眉毛サロン Winsome(運営:株式会社pine)の募集について、確定している条件だけを書きます。呼び名は「アイブロウリスト」「アイブロウスタイリスト」「美容サロンスタッフ」のどれで載っていても、指している仕事は同じです。

地図を持って探し始めると、選択肢は思っていたより多いはずです。職場を選ぶというのは、一日の始まる時刻と、鏡に映る自分の見た目と、話す相手の顔ぶれを選ぶということです。働き方を選び直すことは、暮らしの余白を選び直すことでもあります。地図を広げてから決めましょう。

よくある質問

サロンスタッフとは、具体的にどんな仕事ですか

店によって範囲が変わる総称です。施術、受付やカウンセリング、予約や在庫などの店舗運営という三つの層があり、「サロンスタッフ」はそのどれか、または複数を指します。担当する層がどこまでかを求人票と面談で確認してください。

未経験でも美容サロンの求人に応募できますか

未経験歓迎の募集は多くあります。見るべきは研修の有無と期間、研修中の給与、デビューまでの流れです。研修中の給与が書かれていない求人は、面談で確認してください。Winsomeの正職員は研修1〜3ヶ月で、研修中も時給1,300円をお支払いしています。

東京でエステや美容サロンの受付の求人を探すには、どう検索すればいいですか

「受付」だけでなく「カウンセリングスタッフ」「サロンコンシェルジュ」「サロンスタッフ」でも検索してみてください。同じ仕事が別の名前で載っていることが多いためです。Winsomeでは施術以外のポジションの募集状況を、ご相談のときにご案内します。

履歴書なしで、まず話を聞かせてください。

メンズ眉毛サロン Winsome は、夜職のご経験がある方のご相談を歓迎しています。
応募を決めていなくても、条件の相談や店舗見学だけで構いません。相談は応募扱いになりません。

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