相づちが上手い
人の特徴

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。
「あの人と話すと、なぜか、気持ちよく話せる」。そんな人、まわりにいませんか。実は、その秘密は、相手の「相づち(あいづち)」にあることが、多いんです。
相づちが上手い人は、自分はそんなに話していないのに、相手に気持ちよく話させ、自然と好かれます。相づちは、聞き上手になる、いちばん簡単な第一歩。今日は、相づちが上手い人の特徴と、会話が弾むコツを、お話しします。

相づちは「聞いていますよ」の合図

まず、相づちの役割から。相づちとは、「あなたの話を、ちゃんと聞いていますよ」という、合図です。たかが相づち、と侮ってはいけません。

人は、自分の話を、関心を持って聞いてもらえると、嬉しくなり、もっと話したくなります。逆に、相づちが、気のない「はいはい」だと、「興味ないのかな」と、口を閉じてしまう。つまり、相づちひとつで、相手が気持ちよく話せるかどうかが、決まるんです。聞き上手な人は、この相づちが、とても上手。だから、まわりに、好かれるんですね。

会話が弾む、相づちの3つのコツ

では、相づちが上手い人は、何をしているのか。コツは、大きく3つです。

1.オウム返し:相手の言葉の一部を、繰り返す。「沖縄に行ってきたの」→「沖縄、いいですね!」。これだけで、相手は「聞いてくれている」と感じます。
2.話を促す:「それで、どうなったんですか?」「もっと聞きたいです」と、続きを引き出す。
3.感情に共感する:「それは、嬉しかったですね」「大変でしたね」と、気持ちに寄り添う。
この3つを使うだけで、会話は、自然と弾みます。会話が続かないと悩む人ほど、相づちで、解決することが多いんです。

「変化」と「気持ち」を、込める

そして、相づちの達人は、相づちに「変化」と「気持ち」を込めています。ここが、上手い人と、そうでない人の、分かれ目です。

単調な「はい、はい、はい」では、心が、こもっていません。そうではなく、話の内容に合わせて、「へえ!」「そうなんですか」「それは、すごい」と、声のトーンや表情に、変化をつける。驚いたり、感心したり、笑ったり。相づちに感情がのると、相手は「本当に、楽しんで聞いてくれている」と感じます。メラビアンの法則でもお伝えしたように、声や表情は、想像以上に、相手に伝わるものなんです。

やってはいけない、NG相づち

逆に、やってはいけない相づちも、知っておきましょう。これをやると、せっかくの会話が、台無しです。

・気のない「はいはい」:興味がない、と伝わります。
・話を、さえぎる:相手の話の途中で、自分の話にすり替える。
・ながら相づち:スマホを見ながら、生返事。
相づちは、内容より、「あなたに、関心がありますよ」という姿勢を伝えるもの。心がこもっていないと、かえって、失礼に伝わります。相手の目を見て、心を向けることが、何より大切なんです。

まとめ:相づちが、あなたを「話しやすい人」にする

相づちが上手い人は、オウム返し・話を促す・感情に共感する、の3つを使い、変化と気持ちを込めています。たったこれだけで、相手は気持ちよく話せ、あなたは「話しやすい人」として、自然と好かれます。

うまく話そうと、気負う必要は、ありません。相づち上手は、聞き上手の、いちばん簡単な入り口。明日から、相手の言葉を繰り返し、「それで?」と、心を込めて相づちを打ってみてください。それだけで、あなたのまわりの会話が、ぐっと温かくなりますよ。
コミュニケーションのお話は、講演や研修でもよくお伝えしています。ご関心のある方は、よければお気軽にご相談ください。

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