なぜあの人は
選ばれるのか

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。
恋愛でも、仕事でも、「なぜか、いつもあの人が選ばれる」という人がいます。飛び抜けて優秀なわけでも、条件がいいわけでもないのに——。
その違いは、何なのでしょう。じつは、選ばれる人は、能力やスペックが高いのではありません。「この人と関わりたい」と思わせる、与える力を持っているんです。恋愛も営業も、根っこは同じ。今日は、私が「選ばれる人の法則」と呼んでいるものをお話しします。

恋愛も仕事も、「選ばれる」構造は同じ

意外に思われるかもしれませんが、恋愛で「この人がいい」と選ばれることと、仕事で「あなたにお願いしたい」と選ばれることは、まったく同じ仕組みで動いています。

どちらも、最後に人を動かすのは、条件ではなく「この人と一緒にいたい・関わりたい」という感情だからです。私自身、銀座の社交場でのべ3万人と向き合い、いまは結婚相談所や事業を営むなかで、選ばれる人には、ジャンルを超えた共通点があると確信しています。

「スペックの高さ」では、選ばれ続けない

多くの人が、選ばれるために「もっと条件を磨かなきゃ」と考えます。年収、肩書き、容姿、実績——。もちろん、それらは入口としては大事です。

でも、スペックは“入口”にすぎません。人は、条件を頭では評価しても、最後は「一緒にいたいか」という感情で選ぶ。どんなに高スペックでも、一緒にいて疲れる人、自分のことばかりの人は、選ばれ続けません。逆に、特別な条件がなくても、ずっと選ばれる人がいる。その差こそが、「選ばれる人の法則」なんですね。

選ばれる人に共通する、5つのこと

では、選ばれる人は何を持っているのか。五つ、お伝えします。

1.見返りを求めず、先に与える。相手の得や喜びを、自分から先に差し出せる。
2.相手を主役にする。自分を売り込むより、相手の話を聴き、相手を立てられる。
3.安心感がある。機嫌が安定し、一緒にいてホッとできる。気分で人を振り回さない。
4.誠実で、裏表がない。約束を守り、陰で人を悪く言わない。だから信頼される。
5.自分を持っている。媚びるのではなく、自分の軸を持ったうえで与えられる。
お気づきでしょうか。これは、私がいつもお話しする「持てる人」そのものなんです。

「減点」を恐れる人より、「加点」を贈れる人

選ばれない人ほど、「嫌われないように」「減点されないように」と守りに入ります。でも、減点を避けるだけでは、印象に残りません。

選ばれる人は、逆です。相手の心に、小さな“加点”を贈り続ける。会えてうれしいと伝える、相手の良いところを見つける、ひとつ多く気にかける。その積み重ねが、「この人がいい」という気持ちを育てます。条件で競うのをやめて、与える側に回る。それが、選ばれる人への転換点です。

法則は、才能ではなく「習慣」

最後に、いちばん大切なことを。
「選ばれる人の法則」は、生まれ持った才能ではありません。日々の習慣で、誰でも身につけられます

そして、これを身につけた人は、人生のあらゆる場面で得をします。恋愛で選ばれ、仕事で選ばれ、人として信頼される。自分を満たし、先に与えられる「持てる人」になることは、たった一つの法則で、恋も仕事も同時に好転させる近道なんですね。
条件で選ばれようと焦る必要はありません。今日から、目の前の人へ、小さな加点を一つ。その積み重ねが、あなたを「選ばれる人」に変えていきますよ。

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