復縁したいときに
やるべきこと

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。
「どうしても、あの人ともう一度やり直したい」。別れたあとの、その切実な気持ち、痛いほど分かります。
でも、復縁を願うなら、まず知っておいてほしいことがあります。相手を追いかけるほど、その心は遠ざかっていくのです。すがることは、いちばんやってはいけないこと。今日は、本当に復縁の可能性を上げる、たった一つの正しい順番をお話しします。

その気持ちは「愛情」か、それとも「執着」か

最初に、少し厳しいけれど大切な問いを。
あなたが戻りたいのは、本当に相手を愛しているからでしょうか。それとも、振られた寂しさや、失ったという悔しさを、埋めたいだけではないでしょうか。

このふたつは、自分でも見分けがつきにくいものです。でも、ここを混同したまま動くと、たいてい空回りします。相手の幸せより「自分が楽になりたい」が勝っているなら、それは愛情ではなく執着。まずは、自分の本当の気持ちを、静かに見つめてみてくださいね。

なぜ「追う」と、逃げられるのか

復縁したい一心で、何度も連絡し、会ってほしいと懇願する。気持ちは分かりますが、これは逆効果です。

人は、すがられると重さを感じ、距離を取りたくなります。さらに、「会ってほしい」と自由を迫られるほど、心は反発してしまう。追えば追うほど、相手はあなたから逃げたくなるんですね。恋心は、相手をコントロールしようとした瞬間に、冷めていくもの。だからこそ、いったん「追う」のをやめることが、すべての出発点になります。

やるべきは、まず「自分を立て直す」こと

では、何をすればいいのか。順番は、はっきりしています。相手ではなく、自分に手をかけること。三つあります。

ひとつめ、冷却期間を置く。しばらく連絡を断ち、お互いに冷静になる時間をつくる。
ふたつめ、別れた原因と向き合う。なぜ別れたのか。そこを変えないまま戻っても、同じ理由でまた別れます。
みっつめ、自分を磨き、自己肯定感を取り戻す。仕事や趣味に打ち込み、自分の機嫌を自分で取れるようになる。すがる人より、自分の人生を楽しんでいる人のほうが、ずっと魅力的に映ります。皮肉なようですが、相手を忘れて自分が輝き出したときに、ふと相手の心が動くことが多いんです。

「戻ること」より大切なもの

最後に、いちばん大事なことをお伝えします。
復縁のゴールは、よりを戻すことそのものではありません。あなたが幸せになることです。

自分を立て直していく過程で、「あの人でなくても大丈夫かもしれない」と思えたなら、それも立派な答えです。逆に、自分を成長させたうえで、なお相手を大切に思えるなら、そのときこそ、対等な関係として再び向き合えます。
すがって取り戻す関係は、また同じ場所で壊れます。けれど、自分を満たし、先に与えられる「持てる人」になって築き直す関係は、前より深いものになる。追うのをやめて、まず自分の足で立つこと。それが、復縁でも、その先の幸せでも、いちばんの近道なんですよね。

関連ページ

← コラム一覧 自己肯定感が低いと恋愛がうまくいかない理由 恋愛コーチとは?