本当の
自信のつけ方

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。
「自信が持てない」。恋愛でも、仕事でも、これがすべての土台でつまずいている方は、本当に多いんです。
でも、知っておいてほしいことがあります。あなたに自信がないのは、実績や才能が足りないからではありません。「根拠のある自信」を探していること、それ自体が、自信を遠ざけているんです。今日は、本当の自信のつけ方をお話しします。

「根拠」を求めるほど、自信はつかない

多くの人が、「これだけの実績があるから」「人より優れているから」という根拠を手に入れれば、自信が持てると思っています。

でも、ここに落とし穴があります。根拠を条件にすると、自信はいつまでもつきません。なぜなら、上には上がいて、根拠はいくら積んでも「まだ足りない」と感じてしまうから。どんなに実績を上げても、もっとすごい人を見つけては不安になる。条件で支える自信は、土台がもろく、すぐ崩れてしまうんですね。

本当の自信とは「根拠のない自信」

では、揺るがない自信とは何でしょう。それは、「根拠のない自信」です。

「うまくいく保証はない。でも、たとえ失敗しても、自分なら立て直せる」。この、自分への基本的な信頼こそが、本当の自信です。以前お話しした「自己肯定感」と、とても近いものですね。
条件がそろっているから安心するのではなく、条件に関わらず「自分は大丈夫」と思える。これは、うぬぼれとは違います。根拠を必要としないからこそ、何があっても折れない。挑戦できる人、堂々としている人は、みんなこの“根拠のない自信”を土台にしているんです。

自信は「育てる」もの。3つの習慣

では、根拠のない自信は、どう育てればいいのでしょう。生まれつきではありません。習慣で育てられます。三つ、お伝えします。

ひとつめ、小さな行動と達成を積み重ねる。大きな成功は要りません。「やると決めたことを、やれた」という小さな経験が、自信の燃料になります。
ふたつめ、自分との約束を守る。他人との約束以上に、自分との約束を守る。それが「自分は信頼できる」という感覚を育てます。
みっつめ、他人と比べるのをやめる。比べる相手は、過去の自分だけ。昨日より一歩進めたなら、それで十分です。

私も、自信のない人間でした

最後に、私自身の話を少しだけ。
いまでは人前で講演をし、会社を経営していますが、もともとの私は、自信のかたまりとは正反対でした。吃音症や赤面症があり、人前で話すことも、人と関わることも苦手で、何度も悔しい思いをしてきました。

そんな私を変えたのは、立派な実績ではありません。逃げずに小さな一歩を踏み出し、それを積み重ねたこと。失敗しても「また立て直せばいい」と、自分を信じ続けたことです。自信は、特別な人だけのものではありません。根拠を探すのをやめ、自分との約束を守りながら、一歩ずつ。そうやって、自分で自分を満たし、人にも先に与えられる「持てる人」へ、誰でも近づいていけます。あなたにも、必ずできますよ。

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