恋愛・結婚

仮交際から
本交際に進むには

関口美奈子

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
「仮交際は進むけれど、そこから本交際になかなか踏み出せない」「何を基準に、一人に絞ればいいのか分からない」。これは、婚活が進んできた方ほど、ぶつかるお悩みです。
仮交際から本交際へ。ここは、結婚へ向かう、大切な分かれ道。だからこそ、見極め方を知っておくと、迷いがぐっと減ります。今日は、本交際に進むタイミングと、後悔しない進め方をお話しします。

仮交際と本交際は、何が違うのか

まず、おさらいです。仮交際と本交際は、「真剣度」と「人数」が違います。

仮交際は、複数の相手と同時に会いながら、お互いを知っていく段階。いわば「お見合いの続き」です。一方本交際は、一人に絞って、結婚を前提に深く付き合う段階。本交際に進むと、原則ほかの相手とのお付き合いは終了し、二人で結婚を見据えて関係を深めていきます。つまり本交際とは、「この人と、前向きに進みたい」という、意思表示なんですね。

仮交際は何人まで?平均と、何人目で結婚が決まるか

「仮交際は何人までしていいのか」「みんな何人目で結婚を決めているのか」。本交際を考え始めた方が、いちばん気にする数字です。ここは感覚ではなく、公式のデータから見ていきましょう。

成婚した人の交際人数は、男性5名・女性4名(中央値)

IBJが公表している、2025年に成婚した19,112名の代表的な成婚者像(中央値)は、男性がお見合い11回・交際5名・交際125日、女性がお見合い11回・交際4名・交際124日です。交際期間は、男女ともに約4ヶ月(出典:IBJ「IBJのデータ」・2026年9月確認)。

中央値ですから、成婚した人の半分は、男性なら5名以内、女性なら4名以内の交際で結婚相手を決めている、ということです。お見合いは11回、交際は4〜5名。何十人と交際を重ねた末に見つかるものではなく、数人と丁寧に向き合う中で決まっていく。これが、数字の示す標準的な道のりです。

「何人目で結婚か」より、「何人目で基準が定まるか」

ここで一つ、逆説をお伝えさせてください。交際人数の4〜5名は、「結婚相手に出会うまでに必要な人数」というより、「自分の基準が定まるまでに必要な人数」です。一人目で決まらないのは、相手が悪いからではありません。比べる物差しが、まだ手元にないからです。二人目、三人目と会ううちに、「話を最後まで聴いてくれる人といると落ち着く」「休日の過ごし方が近い人がいい」と、自分の軸が言葉になっていきます。基準が定まった人ほど、決断は早くなります。

だから「まだ何人目だから」「もう何人目なのに」と、順番を数えなくて大丈夫です。数えるなら交際の人数ではなく、一回のデートのあとに、自分の気持ちを言葉にできたかどうかのほうです。

「何人まで」に一律の上限はない:担当カウンセラーと決める

では、同時に何人まで仮交際してよいのか。これは加盟している相談所の規約や、担当カウンセラーの方針によって扱いが違うので、ここで一つの数字を断定することはしません。まず担当に確認してください。

そのうえで、自分で考えるときの物差しは「交際期間の中で、一人ひとりと何回会えるか」です。IBJのルールでは、交際期間はお見合い日から3ヵ月(出典:IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」・2026年9月確認)。仕事の予定と照らして、その3ヵ月で一人ずつと会う回数が確保できない人数なら、それはあなたにとって多すぎる人数です。人数を上限で決めるのではなく、予定表で割り算して決める。これが、仮交際の人数で後悔しないいちばん現実的な方法です。

同時進行をしているときの罪悪感や、連絡・デートの配分、真剣交際に進むときのお断りの作法は、婚活の同時進行は何人・いつまで?罪悪感の正体と誠実な作法で詳しくお話ししています。

進むタイミングは「ときめき」より「安心」

では、いつ本交際に進めばいいのか。多くの方が「ビビッとくる運命の確信」を待ってしまいますが、ここが落とし穴です。判断の軸は、ときめきの強さより、安心感に置きましょう。

見極めの目安は、この三つです。
・一緒にいて、安心できるか。素の自分でいられるか。
・価値観や結婚観が、大きくずれていないか。
・また会いたいと、自然に思えるか。
完璧な確信は、いりません。「この人と、もっと知り合いたい」。そう感じたら、それは前に進むサインです。婚活がうまくいく人ほど、完璧を求めず、安心を手がかりに、勇気を持って一歩を踏み出しています。

複数で迷うのは、当たり前のこと

「何人かと仮交際していて、決められない」。これも、よくあるお悩みです。でも、安心してください。迷うのは、真剣に向き合っている証拠です。

このとき、条件のスペック比較で決めようとすると、いつまでも迷い続けます。年収、外見、勤務先。足し算で比べ始めると、どの人も一長一短に見えてくるからです。そうではなく、「どちらといるときの自分が、好きか」で考えてみてください。素の自分でいられて、自然体で笑える相手。それが、長く一緒にいられる人です。減点法ではなく、心地よさで選ぶ。これが、後悔しないコツです。

後悔しないための、進め方

本交際に進むと決めたら、進め方にも、ちょっとしたコツがあります。

1.迷いすぎず、スピード感を持つ。仮交際を長く引き延ばすほど、相手も気持ちが揺れます。良いと感じたら、早めに意思を示す。
2.カウンセラーを頼る。相談所の良さは、間に入ってくれる存在がいること。迷いも、相手の気持ちも、客観的に整理してもらえます。
3.本交際後は、結婚観を具体的に話す。お金、住まい、将来のこと。安心して話せるかどうかが、結婚に向く相手かを教えてくれます。
一人で抱えず、サポートを上手に使う。それが、相談所での婚活を、最大限に活かす道です。

まとめ:完璧を待たず、安心を信じて進む

仮交際から本交際へ進む鍵は、運命の確信を待つことではなく、「安心できるか」を手がかりに、勇気を持って一歩を踏み出すことでした。

ときめきより安心。スペックより、一緒にいる自分の心地よさ。迷うのは当たり前で、決められないときは、カウンセラーを頼っていい。そうして前に進めた人から、結婚へと近づいていきます。
私たちエースブライダルでは、この大切な見極めを、あなた一人に委ねません。担当カウンセラーが、迷いの整理から相手の気持ちの確認まで、丁寧に伴走します。今、迷っている方は、よければ一度ご相談くださいね。

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よくある質問

仮交際と本交際の違いは何ですか?
仮交際は複数の相手と同時に会いながらお互いを知る段階、本交際は一人に絞って結婚を前提に深く付き合う段階です。本交際に進むと、原則として他の相手とのお付き合いは終了し、二人で結婚を見据えて関係を深めていきます。
本交際に進むべきタイミングは、どう見極めればいいですか?
ときめきの強さより、一緒にいて安心できるか、価値観や結婚観が大きくずれていないか、また会いたいと自然に思えるかが目安です。完璧を求めず、この人ともっと知り合いたいと感じたら、前に進むサインと考えてよいでしょう。
複数の仮交際で迷って決められないときは?
迷うのは真剣に向き合っている証拠で、自然なことです。条件の比較で決めようとすると迷い続けるため、一緒にいてどちらが心地よいか、素の自分でいられるかで考えてみてください。一人で決めきれないときは、担当カウンセラーに相談するのも有効です。
仮交際は平均何人と交際して成婚していますか?
IBJが公表している2025年成婚者19,112名の代表的な成婚者像(中央値)では、交際人数は男性5名・女性4名、お見合いは男女とも11回、交際日数は男性125日・女性124日です。成婚した人の半分は、男性なら5名以内、女性なら4名以内の交際で結婚相手を決めています。
何人目で結婚が決まることが多いですか?
何人目で決まるかに正解の順番はありません。交際人数の中央値は男性5名・女性4名ですが、この人数は結婚相手に出会うための人数というより、自分の基準が定まるまでの人数と考えると迷いが減ります。基準が定まった人ほど、決断は早くなります。
仮交際は同時に何人までしていいですか?
一律の上限は、加盟している相談所の規約や担当カウンセラーの方針によって扱いが異なるため、まず担当カウンセラーに確認してください。自分で考えるときは、IBJの交際期間であるお見合い日から3ヵ月の中で、一人ひとりと会う回数を確保できる人数かどうかを物差しにすると判断しやすくなります。

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