恋愛・結婚

結婚相談所で
うまくいかない・決まらない人の特徴

関口美奈子

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
「結婚相談所に入ったのに、なかなか決まらない」「お見合いはするのに、その先に進まない」。そんな行き詰まりは、決して珍しくありません。
長く現場を見てきて、結婚が決まらない方には、じつはいくつかの共通点があると感じています。今日は、その「うまくいかない本当の理由」と、そこから抜け出す考え方を、正直にお話しします。

「出会いの数」が足りないわけではない

まず大事なのは、結婚が決まらない原因は、多くの場合「出会いの数」ではないということです。

結婚相談所では、条件に合う相手と、たくさん出会えます。それでも決まらないなら、原因は出会いの量ではなく、一人ひとりの相手との「向き合い方」にあることが多いんですね。「もっといい人がいるかも」と次々お見合いを重ねても、向き合い方が変わらなければ、同じ場所で足踏みしてしまう。まずは、自分の婚活の“やり方”に目を向けることが、第一歩です。

決まらない人に共通する、5つの傾向

現場で見てきて、結婚が決まりにくい方には、こんな傾向があります。心当たりがないか、見てみてください。

1.条件で「減点」して見る。年収・学歴・身長などの条件で、相手を引き算で評価してしまう。
2.理想が高すぎる。すべてを満たす完璧な相手を探し続けてしまう。
3.受け身すぎる。「いい人がいれば」と待つばかりで、自分から心を開かない。
4.過去と比べる。元恋人や、断った相手と、目の前の人を比べてしまう。
5.自分を振り返らない。相手にばかり原因を求め、自分の見方や伝え方を変えようとしない。
厳しく聞こえたら、ごめんなさい。でも、これらは少し意識するだけで、変えられるものばかりなんです。

核心は「減点方式」をやめること

この5つを貫く、いちばんの核心は、「減点方式」で相手を見ていることです。

条件のチェックリストを片手に、相手の足りないところを探す。これでは、どんなに素敵な人と出会っても、「ここがダメ」「あれが足りない」と、ご縁を見送り続けてしまいます。
うまくいく人は、逆です。「加点方式」で、相手の良いところを見つける。完璧な人を探すのではなく、不完全でも一緒に育っていける相手を選ぶ。以前「結婚に踏み切れないのはなぜ?」でもお話ししたとおり、決め手は探すものではなく、自分が決めるもの。減点から加点へ。この転換が、止まっていた婚活を動かします。

どこで止まっているかで、処方箋は変わる

「うまくいかない」とひと口に言っても、止まっている場所は人によって違います。原因を探す前に、まず自分がどの段階で止まっているかを確かめてください。場所が分かれば、打つ手はおのずと絞れます。

お見合いが組めない:原因は「中身」より「入口」

申し込んでも受けてもらえない、申し込みが来ない。この段階で止まっている方は、人柄ではなくプロフィールの見せ方で損をしていることがほとんどです。お相手は、写真と文章だけで会うかどうかを決めます。会う前のあなたは、プロフィールそのもの。写真の表情と、自己紹介文の温度を見直すだけで、景色が変わることは珍しくありません(婚活プロフィール写真のコツ/婚活プロフィールの書き方)。

お見合いから先に進まない:会話が「面接」になっていないか

お見合いはできるのに、仮交際に進まない。二回目のデートがない。この場合は、会話が確認作業になっていることを疑ってください。年収、仕事、家族構成を順に聞いていくと、相手は審査されている気分になります。人は質問の数ではなく、自分の話を面白がってもらえたかで、また会いたいかを決めるものです。

真剣交際で終わる:「いい人」のまま本音を出していない

仮交際までは順調なのに、真剣交際の手前や途中で終わってしまう。ここで多いのは、嫌われないように合わせ続け、結婚後の暮らしの話を避けているケースです。住む場所、働き方、お金の感覚。本音をすり合わせないまま進むと、相手は「この人との生活が見えない」と感じてしまいます。優しさと本音は、両立できます(仮交際から本交際に進むには)。

成婚した人も、お断りを重ねている

もう一つ、知っておいてほしい事実があります。IBJが公表している2025年の実績では、成婚した19,112名の代表的な成婚者像は、男性がお見合い11回・交際5名、女性がお見合い11回・交際4名。在籍期間の中央値は男性が約9.2か月、女性が約7.6か月です(IBJ「数字でIBJチェック!」2025年実績)。

つまり、成婚した人の多くも、何度かのお断りと交際終了を通り抜けています。数回うまくいかなかったことは、失格の印ではありません。決まらないのではなく、まだ途中にいる。そう捉え直すだけで、次のお見合いの表情が変わります。

条件は「下げる」のではなく「順番をつける」

止まっている段階を見極めたら、もうひとつ点検してほしいのが、希望条件の持ち方です。「条件を下げてくださいと言われたくない」。その気持ち、本当によく分かります。ですから、下げる必要はありません。順番をつけてほしいのです。

年収、年齢、住まい、見た目、性格、価値観。すべてを同じ重さで並べたまま探すと、申し込める相手の幅はどんどん細くなっていきます。そして細くなった幅の中で決まらないと、「やっぱり私には縁がない」と、自分のほうを責めはじめてしまう。現場で、何度も見てきた流れです。

そこで一度、紙に書き出してみてください。

① これだけは譲れないこと(2〜3個まで)

② あればうれしいこと

③ じつは、なくても困らないこと

書いてみると、③に入るものが意外と多いことに気づく方がほとんどです。そして①に残るのは、条件というより「一緒に暮らしたときに安心できるかどうか」に近いものだったりします。

これは妥協ではありません。自分が本当に大切にしたいものを、見極める作業です。順番がついた人は、プロフィールを見る目が変わり、お見合いでも相手の良いところに目が向くようになります。前の章でお話しした「加点方式」は、気合いではなく、この順番づけから自然に生まれてくるものなんですね。

そして、量を増やす前にやり方を見直すこと。決まらないとき、多くの方は申し込みの数を増やそうとします。けれど、つまずいている場所が同じなら、同じ結果が増えるだけで、疲れだけが残ります。立ち止まって順番を整えることは、後退ではなく、遠くへ進むための支度です。

一人で抱えず、伴走者を頼る

そして、結婚相談所の強みを、ぜひ活かしてほしいんです。それは、専任カウンセラーという「伴走者」がいること。

自分の婚活のクセは、自分ではなかなか気づけません。「なぜ決まらないのか」を、客観的に見てくれる第三者がいることは、とても大きな力になります。お相手への見方、条件の優先順位、お見合いでの伝え方。プロと一緒に振り返るだけで、行き詰まりの原因が見えてくることは、本当に多いんです。一人で悩み続けるより、伴走者の力を借りる。それが、結婚相談所を選んだ意味でもあるんですね。

それでも活動が長く止まっているなら、やり方だけでなく、伴走者との相性を見直す時期かもしれません。立て直しの具体的な順番は結婚相談所でうまくいかない時の立て直し方にまとめました。相談所の乗り換えを考えている方は乗り換え・活動の立て直しのページを、あらためて相談先を探している方は、私が主宰する結婚相談所エースブライダル(IBJ加盟・全国対応)をご覧ください。

まとめ:決まらないのは、変えられるサイン

結婚が決まらないのは、あなたに魅力がないからでも、縁がないからでもありません。多くは、相手との向き合い方を、少し変えれば動き出すものです。

減点をやめて、加点で人を見る。完璧を求めず、一緒に育てる相手を選ぶ。そして、一人で抱えず、伴走者を頼る。これだけで、止まっていた婚活が、前へ進み始めます。
「うまくいかない」と感じている今は、やり方を見直す絶好のサイン。もし行き詰まっているなら、一度、あなたの婚活を一緒に振り返ってみませんか。きっと、抜け出す糸口が見つかりますよ。

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まずは話を聞いてみるところから。結婚相談所エースブライダル(関口美奈子 主宰・IBJ加盟・全国対応)

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よくある質問

結婚相談所でなかなか結婚が決まらないのはなぜですか?
条件で相手を減点して見てしまう、理想が高すぎる、受け身で自分から動かない、過去の相手と比べてしまう、などが主な理由です。出会いの数より、相手との向き合い方に原因があることが少なくありません。
結婚相談所で決まらない人の特徴は何ですか?
完璧な相手を探し続ける、条件にこだわりすぎる、相手の欠点ばかり見る、自分を変えようとしない、といった傾向があります。減点方式から、相手の良いところを見る加点方式に変えることが、状況を動かす鍵です。
うまくいかないとき、どうすればいいですか?
まず、自分の婚活のやり方を客観的に振り返ることです。カウンセラーに相談し、相手への見方や条件の優先順位を見直すと、行き詰まりから抜け出しやすくなります。一人で抱えず、伴走者の力を借りましょう。
お見合いはできるのに、交際に進まないのはなぜですか?
会話が、相手を確かめる確認作業になっている可能性があります。年収や仕事を順に聞くと、相手は審査されている気分になります。質問の数より、相手の話を面白がる姿勢のほうが「また会いたい」につながります。
結婚相談所で成婚するまで、どのくらいかかりますか?
IBJが公表している2025年の実績では、成婚者の在籍期間の中央値は男性が約9.2か月、女性が約7.6か月です。代表的な成婚者像でもお見合いは11回で、数回うまくいかなくても失格ではありません。
結婚相談所を変えたほうがいいのは、どんなときですか?
やり方を見直しても長く動きがなく、担当カウンセラーに率直な相談がしにくいと感じるときは、伴走者との相性を見直す時期です。まず今の相談所で状況を共有し、それでも変わらなければ乗り換えも選択肢になります。

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