恋愛・結婚

LINEでの
デートの誘い方

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
気になる人がいる。LINEは続いている。あとは「誘うだけ」。なのに、文面を打っては消し、打っては消し——「これで重くないかな」「既読スルーされたら立ち直れない」。送信ボタンの前で、固まってしまう。よく、お聞きする悩みです。
でも、お伝えします。LINEの誘いが上手くいくかどうかは、じつは「送る一文」ではなく、「送る前」にほとんど決まっています。文面を磨くことに、答えはありません。今日は、その理由と、自然にOKをもらう誘い方を、お話しします。

誘い文句を磨くほど、誘えなくなる

まず、いちばん大事な勘違いをほどきましょう。多くの人が、「気の利いた誘い文句」を探そうとします。完璧な一文を打てば、断られないはずだ、と。でも、これが落とし穴です。

文面を磨こうとするほど、言葉は不自然に、重たくなっていきます。練りに練った一文は、たいてい「気合いの入りすぎたメッセージ」になり、相手を身構えさせます。それに、どんなに完璧な文章でも、関係が温まっていなければ、刺さりません。逆に、関係さえできていれば、「今度ごはん行こう」のひと言で十分通じる。誘いの成否を決めているのは、文面のうまさではなく、その前にどれだけ会話が温まっているかなんです。磨くべきは、一文ではなく、そこに至るまでの「流れ」です。

コツ①:本題の前に「助走LINE」で温める

そこで意識してほしいのが、私が「助走LINE」と呼んでいるものです。いきなり本題に飛び込むのではなく、その前に、軽いやりとりで二人の温度を合わせておく。陸上の走り幅跳びと同じで、いい跳躍には、助走がいるんです。

やることは難しくありません。誘う数日前から、たわいない会話のラリーをしておくだけ。「この前のお店どうだった?」「その映画、私も気になってた」。返信のテンポが合い、相手の反応が軽くなってきたら、それが助走の完了サイン。会話が一番盛り上がった、その流れのまま誘うのが理想です。やりとりが途切れている状態から、突然「デート行きませんか」と送るのは、止まったところから跳ぶようなもの。まずは、会話のキャッチボールを取り戻すことが先です。

コツ②:誘いは「予定」ではなく「興味」で釣る

助走が整ったら、いよいよ誘います。ここでのコツは、「予定」で誘わず、「興味」で誘うこと。

「今度飲みに行きませんか」は、予定の打診です。相手は「行く/行かない」を、ゼロから判断しなければならず、心理的に重い。そうではなく、会話で出た話題に、誘いを乗せるんです。「前に話してたあのカフェ、やっぱり気になるから、今度一緒に行きませんか」。相手が前向きになれる具体的な理由(興味)とセットにすると、誘いは一気に軽くなります。これは対面で誘うときとまったく同じ原理。誘いとは「お願い」ではなく、「楽しそうな提案」であるほど、応じてもらいやすいのです。

コツ③:日程は二択、相手は「選ぶだけ」にする

もうひとつ、返事のハードルを下げる小さな技術を。誘いの最後に、日時を「二択」で添えること。

「いつ空いてる?」と丸投げされると、相手は自分の予定を一から確認し、提案までしなければならず、面倒です。返信が止まる原因は、たいていここにあります。代わりに、「今週末か、来週の平日あたり、どうですか?」と幅のある二択を出す。すると相手は、「選ぶだけ」で済むので、ぐっと答えやすくなります。誘いとは、相手の「考える手間」をどれだけ減らせるかの勝負。決定を、相手にとってラクにしてあげるほど、話は前に進みます。

既読スルー・未読は「拒否」ではない

それでも残るのが、「既読スルーされたら」という恐怖ですよね。最後に、ここをほどきましょう。送ったあと、返信が来ない時間、人はつい「拒否された」と決めつけてしまいます。でも、それは早とちりです。

返信が遅れる理由は、予定を確認している、少し迷っている、単純に忙しい——さまざま。沈黙は、まだ「ノー」ではありません。ここで絶対にしてはいけないのが、追いLINEで急かすこと。「どうかな?」「忙しい?」の連投は、せっかくの余裕を、不安に変えてしまいます。数日待って動きがなければ、誘いには触れず、別の話題で軽く会話を再開すればいい。相手のペースに委ねられる余裕こそ、いちばんモテる態度です。返信を待つ間の不安は、相手ではなく、自分の中の「最悪の想像」が作り出しているもの。そこに、振り回されないことです。

まとめ:誘いは「送る前」に9割決まっている

LINEでのデートの誘いは、完璧な文面では決まりません。助走LINEで関係を温め、興味に乗せて誘い、日程は二択で出す。そして、返信を急かさず、相手のペースに委ねる。この流れさえできていれば、最後のひと言は、驚くほどシンプルで構いません。

気の利いた誘い文句を、何時間も考える必要はないんです。大切なのは、その前の小さな会話の積み重ねと、待てる余裕。送信ボタンを押す勇気より、押す前の「流れづくり」が、二人の距離を縮めます。
私たちエースブライダルでは、メッセージのやりとりから初デートのお誘いまで、奥手な方に寄り添って、仲人が一緒に考えます。「LINEでどう誘えばいいか分からない」という方こそ、よければ一度、無料相談でお話を聞かせてくださいね。

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よくある質問

LINEでデートに誘うとき、何と送ればいいですか?
「予定」ではなく「興味」で誘うのがコツです。「飲みに行きませんか」より、会話で出た話題に絡めて「前に話してたあのお店、気になるので一緒に行きませんか」のように。相手が前向きになれる具体的な理由とセットにすると、ぐっと返事をもらいやすくなります。日時は二択で添えると、相手は選ぶだけで済みます。
いきなり誘うのが不安です。前置きは必要ですか?
本題の前に、軽いやりとりで温度を合わせる「助走LINE」があると成功率が上がります。数日、たわいない会話のラリーをして、相手の反応が良いタイミングで誘うイメージです。やりとりが続いていない状態で突然誘うと、相手も身構えます。まずは会話のキャッチボールから始めてください。
誘ったのに既読スルーされました。脈なしですか?
既読スルーや返信の遅れは、必ずしも拒否ではありません。予定を確認している、迷っている、単に忙しいなど理由はさまざまです。追いLINEで急かすのは逆効果。数日待って動きがなければ、別の話題で軽く再開し、相手のペースに委ねましょう。余裕のある態度のほうが、結果的に魅力的に映ります。

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