恋愛・結婚

お見合い後の
返事とお礼の伝え方

関口美奈子

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
お見合いが終わった、その帰り道。「返事は、いつすればいい?」「お礼は送るべき?」「まだ気持ちが決まらないときは、どうしたら…」——頭の中が、そんな問いでいっぱいになる方を、たくさん見てきました。
結論から、お伝えします。お見合い後の返事で大切なのは、たった二つ。「お礼の初速」と「保留の作法」です。お礼はその日のうちに、短くていいから届ける。そして、答えに迷っても慌てて白黒つけず、上手に「保留」する術を知っておく。この二つさえ押さえれば、返事で失礼になることは、まずありません。今日は、お礼・保留・お断りの三つを、具体的にお伝えしていきます。

「お礼の初速」——返事より先に、その日のうちに届ける

まず、返事の可否を考える前に、やることがあります。当日中の、お礼のメッセージです。私はこれを「お礼の初速」と呼んでいます。可否がどちらであっても、時間を割いてくれた相手へのお礼は、進む・進まないとは別に、まず届けるもの。この初速が、あなたの印象を大きく左右します。

文面は、長くなくて構いません。「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。◯◯のお話が楽しく、あっという間でした。」——これで十分です。大切なのは、上手な言葉より、その日のうちに、という早さ。凝った文章を翌日まで練るより、素朴でも当日に届くほうが、ずっと温度が伝わります。当日の空気を思い出したい方は、お見合い当日の流れを振り返っておくと、お礼に添える一言も見つけやすくなります。

返事の期限——「その日の熱」と「翌日の頭」で決める

お見合いの可否そのものの返事は、多くの場合、翌日までが目安です。ただ、私がおすすめしているのは、「その日の熱」と「翌日の頭」の、両方で決めるやり方です。

会った直後の高揚も、翌朝の冷静さも、どちらも本当のあなたの感覚です。だから、当日に一度「進みたいか」を感じ、一晩おいて翌朝もう一度「やっぱりそう思うか」を確かめる。二つの時間帯で同じ答えが出たら、それは信頼していい答えです。逆に、当日と翌朝で気持ちが揺れるなら、それこそが次の「保留」を考えるサインになります。相手を待たせすぎない範囲で、この一晩を、丁寧に使ってください。

「保留の作法」——迷いを、失礼にせず伝える

ここが、多くの方がいちばん困るところです。「いいなと思う。でも、確信までは持てない」——この宙ぶらりんを、どう伝えるか。ゼロか百かで答えを迫られると、人はつい、勢いでOKを出すか、惜しいのに断ってしまう。もったいないことです。

そこで「保留の作法」。迷ったときは、正直に、けれど前向きに保留を伝えていいのです。担当の仲人を通すなら「とても好印象でした。もう少しだけ考えるお時間をいただけますか」。この一言で、相手を突き放さず、時間を確保できます。ポイントは、保留を「拒否の先延ばし」ではなく「前向きな熟慮」として伝えること。お見合いの段階で完璧な確信など要りません。少し進んでみて確かめる、というのが本来の姿です。実際、仮交際から本交際へ進む過程は、この「まだ確信はないけれど、確かめてみたい」から始まります。迷いは、次に進む理由にこそなるのです。

お断りするときこそ、器が出る

そして、進まないと決めたとき。ここでのふるまいに、その人の器が、いちばん表れます。断り方が丁寧な人は、たとえ縁がなくても、良い評判とともに去っていく。婚活は狭い世界です。去り際の品は、めぐりめぐって、あなたの信頼になります。

断る理由を細かく述べる必要はありません。「今回はご縁を見送らせていただきますが、お会いできて感謝しています」——理由を語らず、相手を否定せず、感謝で締める。これが、大人の作法です。相手を減点するような言葉は、一切要りません。逆に、自分が断られたときも、同じこと。断りは人格の否定ではなく、テンポや縁の見送りにすぎない、と知っておくだけで、次の一歩がずっと軽くなります。与える側の余裕を、去り際まで手放さない。それが、持てる人の在り方です。

まとめ:返事は「早さ」と「誠実さ」で、ほとんど決まる

お見合い後の返事は、難しく考えなくて大丈夫です。まず、可否とは別に「お礼の初速」——その日のうちに、短くお礼を届ける。返事は当日の熱と翌朝の頭の両方で決め、迷ったら「保留の作法」で前向きに時間をもらう。そしてお断りするときこそ、理由を語らず感謝で締め、去り際の品を保つ。早さと誠実さ。この二つがあれば、返事で信頼を損なうことは、まずありません。

とはいえ、「進むべきか、見送るべきか」を、一人で抱え込むと、遠近感を失いがちです。目の前の相手をどう見ればいいか、この迷いは前向きな保留なのか惰性なのか——こうした判断は、あなたを継続的に見てきた第三者がいると、驚くほど整理しやすくなります。私たちエースブライダルでは、お見合いのお礼の一文から、返事のタイミング、保留やお断りの伝え方まで、仲人が一つひとつ伴走します。返事に迷って前に進めない、という方こそ、一度、無料相談でお話を聞かせてくださいね。

もっと恋愛心理やモテる秘訣、魅力を高める方法を知りたい方は、こちらへ。
YouTube「モテ男TV」で、恋愛・結婚・男磨きのヒントを動画で発信しています。

▶ モテ男TV(YouTube)を見る

よくある質問

お見合いのお礼メッセージは、いつ送るのが正解ですか?
可否の返事とは別に、その日のうちに送るのが理想です。時間を割いてくれた相手へのお礼は、進む進まないに関わらず届けるもので、この「初速」が印象を左右します。文面は短くて構いません。当日の会話に触れた一言を添えて、翌日まで練るより、素朴でも当日に届けることを優先してください。
お見合いの返事に迷ったら、断るしかないのでしょうか?
いいえ、無理にゼロか百かで決める必要はありません。好印象だけれど確信までは持てないときは、正直に、前向きに保留を伝えていいのです。仲人を通して「もう少し考える時間をいただけますか」と伝えれば、相手を突き放さず時間を確保できます。少し進んで確かめるのが本来の姿で、迷いは次へ進む理由になります。
お見合いを断るとき、失礼にならない伝え方はありますか?
理由を細かく述べず、相手を否定せず、感謝で締めるのが大人の作法です。「今回はご縁を見送らせていただきますが、お会いできて感謝しています」で十分です。婚活は狭い世界なので、去り際の品はめぐって信頼になります。相手を減点する言葉は不要で、与える余裕を去り際まで保つことが大切です。

関連ページ

← コラム一覧 お見合い当日の流れと過ごし方 仮交際から本交際へ進むには