こんにちは。関口美奈子です。
「どうして、いつも同じようなダメな人を好きになってしまうんだろう」。そう悩む方に、知っておいてほしいことがあります。
付き合うと苦しくなる相手——いわゆる「レッドフラグ(危険信号)」を持つ人ほど、最初はとても優しく、理想的に見えるんです。だから見抜けない。それはあなたが愚かだからではありません。今日は、早めに気づくための7つのサインをお伝えします。
なぜ、危険な相手を見抜けないのか
まず大前提として、問題のある相手ほど、最初の入り口では魅力的です。情熱的に追いかけてきたり、驚くほど優しかったり。だからこそ、心を奪われてしまう。
そして恋の高揚は、私たちの目を曇らせます。小さな違和感を「気のせい」「私が考えすぎ」と打ち消し、相手のいい面だけを見ようとしてしまう。見抜けないのは、あなたが鈍いからでも、見る目がないからでもありません。誰にでも起こりうることなんです。だからこそ、知識として“サイン”を持っておくことが、自分を守る力になります。
恋愛のレッドフラグ 7つのサイン
付き合う前から見える、代表的な危険信号です。複数当てはまるなら、立ち止まって考えてみてください。
1.感情の起伏が激しい。機嫌の良し悪しが極端で、あなたが顔色をうかがうようになる。
2.否定やバカにする言動が多い。冗談を装って、あなたの容姿・仕事・価値を下げる発言をする。
3.束縛・支配したがる。交友関係や行動を細かく制限し、あなたを囲い込もうとする。
4.非を絶対に認めない。何かあると、いつもあなたや他人のせい。謝らない。
5.約束やルールを平気で破る。時間も言葉も軽く、でも自分の都合は通そうとする。
6.お金にルーズ/たかる。借りたお金を返さない、おごらせて当然という態度。
7.元恋人や周囲を悪く言う。「前の相手は最低だった」が口癖。いずれあなたも同じように語られます。
いちばん大事なサインは「あなたの心」
7つのリストも大切ですが、それ以上に確かな指標があります。それは、その人と一緒にいるとき、あなたがどう感じるかです。
一緒にいて、安心できず、いつも緊張している。自分を責めることが増えた。本来の自分でいられない。会ったあと、なぜかどっと疲れる——。こうした感覚は、頭で考える前に、心が発している警告です。違和感を「気のせい」で打ち消さないでください。あなたの心のざわつきは、たいてい正しいんですね。
あなたには、逃げる権利がある
最後に、強くお伝えします。
「ここまで付き合ったから」「いつか変わってくれるかも」。そう思って我慢を続ける必要は、まったくありません。
人は、そう簡単には変わりません。とくに、非を認めない相手は。あなたが我慢し、自分をすり減らし続ける関係なら、そこから離れる勇気を持っていいんです。あなたを大切にしない相手のために、あなたの人生を差し出す必要はありません。
そして、自分を大切にできる人——自分を満たし、対等な敬意を求められる「持てる人」は、危険な相手にそもそも惹かれにくくなります。あなたには、安心できる関係を選ぶ権利があります。
※もし、暴力や強い支配など身の危険を感じる場合は、一人で抱えず、公的な相談窓口(配偶者暴力相談支援センター等)や警察に必ず頼ってくださいね。