性の悩み

自分の体に
自信が持てないとき

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。
「自分の体に自信がなくて、明るいところで見られたくない」「こんな体では、親密になるのが怖い」。性にまつわる悩みの中でも、これは、とても深く、口に出しにくいものです。体型、加齢による変化、傷あと——気にしはじめると、心まで縮こまってしまいますよね。
今日お伝えしたいのは、ただ一つ。体型や見た目で、あなたの価値は決まりません。性と自己肯定感について、お話しします。

自信が持てないのは、あなたのせいではない

まず知ってほしいのは、自分の体に自信が持てないのは、あなたの体に問題があるからではない、ということです。

今は、見た目を厳しくジャッジする情報が、あふれています。加工された理想的な体ばかりを目にすれば、誰だって、自分を「足りない」と感じてしまう。さらに、過去に誰かに言われた何気ないひとことが、棘のように残っていることもあります。つまり、問題は体そのものではなく、自分の体を見る「目」が、厳しくなっていること。あなたの体が劣っているのではないんです。

相手は、あなたほど気にしていない

「こんな体を見られたら、引かれるのでは」。そう不安になるとき、思い出してほしいことがあります。あなたが必死に隠そうとしている部分を、相手はほとんど気にしていない、ということです。

人は、親しい相手を、パーツの減点法では見ません。「ここがダメ、あそこがダメ」と粗探しをするのではなく、その人全体を、まるごと受けとめます。あなたが鏡の前で一番気にしているところを、パートナーは、気づいてすらいないことの方が多いんです。自分への厳しい目を、相手の目だと思い込まない。これだけで、ずいぶん楽になります。

体は「ジャッジの対象」ではない

では、どうすれば自信が持てるのか。完璧な体を手に入れることが答えではありません。鍵は、体との関係を、結び直すことです。

私たちは、つい自分の体を「採点する対象」として見てしまいます。でも本来、体は、あなたを毎日生かし、動かし、感じさせてくれる、かけがえのないもの。ジャッジする相手ではなく、感謝し、大切にするパートナーなんです。「ここが嫌い」と責める代わりに、「今日もありがとう」とねぎらう。自分の体を雑に扱うのをやめることが、自己肯定感を取り戻す、はじめの一歩になります。

自信は、見た目ではなく「自分との関係」から

結局のところ、自己肯定感は、見た目の良し悪しから生まれるのではありません。自分が、自分をどう扱うか——その関係から育ちます。

どんなに美しい人でも、自分を責め続けていれば、自信は持てません。逆に、自分にやさしくできる人は、見た目に関わらず、堂々としていて、魅力的です。本当の自信とは、欠点のないことではなく、欠点も含めた自分を、受け入れていること。それは、相手を心から信頼して、親密になれる力にもつながっていきます。

まとめ:あなたは、そのままで価値がある

自分の体に自信が持てないのは、あなたが劣っているからではなく、自分を見る目が厳しくなっているからです。そして、あなたの価値は、体型や見た目では、決して決まりません。

厳しい目を相手の目だと思い込まないこと。体をジャッジの対象ではなく、大切なパートナーとして扱うこと。そして、欠点も含めた自分を、受け入れていくこと。自分にやさしくなれた人は、性においても、人生においても、安心して人と向き合える「持てる人」へと変わっていきます。
自分を好きになれずに苦しいときは、よければ一度、お話を聞かせてくださいね。

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よくある質問

自分の体に自信がなくて、親密になるのが怖いです。
とても多い悩みで、恥ずかしいことではありません。多くは、見た目を厳しくジャッジする現代の風潮や、過去の言葉が作った思い込みによるものです。あなたの体が劣っているのではなく、自分を見る目が厳しくなっているだけのことが多いです。
パートナーは、私の体をどう見ているのか不安です。
あなたが気にしている部分を、相手はほとんど気にしていないことが多いものです。人は親しい相手を、減点ではなく全体として受けとめます。不安なときは、思いきって気持ちを伝えると安心できることもあります。
体への自信は、どうすれば持てますか?
完璧な体を目指すより、自分を責める言葉をやめることが先決です。体を「ジャッジの対象」ではなく「自分を生かしてくれる大切なもの」として扱うこと。自己肯定感は、見た目ではなく、自分との関係から育ちます。

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