こんにちは。関口美奈子です。
「夫婦の営みが、いつも同じで、なんだか義務のようになってしまった」。長く一緒にいるカップルから、こうしたお悩みを、よくうかがいます。ドキドキはなくなり、流れ作業のように感じてしまう。そんな自分たちに、不安を覚える方も、少なくありません。
でも、まずお伝えします。マンネリは、愛情が薄れたサインではありません。むしろ、安心できる関係になった証でもあるんです。今日は、マンネリの正体と、親密さを取り戻す考え方を、お話しします。
マンネリは「慣れ」であり「安心」の裏返し
まず、なぜマンネリ化するのか。それは、シンプルに、お互いに「慣れた」からです。そして、慣れは、悪いことばかりでは、ありません。
長く一緒にいれば、関係は安定し、刺激や新鮮さは、自然と減っていきます。これは、倦怠期と同じで、燃えるような情熱が、落ち着いた安心へと、変化したということ。つまり、マンネリは、「この人といると、安心できる」という信頼の、裏返しでもあるんです。だから、マンネリ化した自分たちを、「ダメな夫婦」だと責めないでください。それは、関係が深まった、一つの形なんです。
問題は「マンネリ」より「すれ違い」
とはいえ、マンネリを、そのままにしておくのも、もったいない。本当に気をつけたいのは、マンネリそのものより、それによって生まれる「すれ違い」です。
「義務みたいで、気が乗らない」「でも、断ったら悪い気がする」。こうした気持ちを、お互いに言えないまま、ためてしまう。すると、心の距離が、少しずつ開いていきます。マンネリが問題なのではなく、マンネリについて、話し合えないことが、問題なんです。だからこそ、性のコミュニケーションを、あきらめないことが大切です。
性だけで考えず、関係全体を見直す
では、どうすれば、抜け出せるか。鍵は、性そのものだけで考えず、関係全体の「新鮮さ」を取り戻すことです。
日頃、「ありがとう」「好きだよ」を、言葉にしているか。手をつなぐ、ハグするといったスキンシップが、減っていないか。二人で出かけたり、新しいことを一緒にしたりしているか。実は、営みのマンネリは、日常の親密さが、薄れているサインであることが多いんです。だから、性に焦点を当てるより、まず、日々の関係を、温め直す。そうすると、自然と、距離も縮まっていきます。
「義務」を手放し、心地よさを大切に
そして、大切な心構えを。マンネリを抜け出すために、「しなければ」という義務感を、まず手放してください。
「決まった頻度でしなきゃ」「相手に悪いから」。そんな義務感は、かえって気持ちを、遠ざけます。回数や形にこだわるより、二人にとって心地よい、親密さの形を、一緒に探していく。それは、ふれあいでも、ハグでも、寄り添って眠ることでも、いいんです。大切なのは、「こうあるべき」から自由になって、二人が安心できる距離を、見つけること。マンネリは、責めるのではなく、二人で更新していくものなんですね。
まとめ:マンネリは、更新していける
夫婦の営みのマンネリは、慣れであり、安心の裏返し。決して、愛情の終わりではありません。問題は、マンネリそのものより、それについて話し合えずに、すれ違うこと。
性だけで考えず、日頃の言葉やスキンシップで、関係全体の親密さを温め直す。義務感を手放し、二人にとって心地よい形を、一緒に探していく。そうすれば、マンネリは、責め合うものではなく、二人で更新していけるものに変わります。安心を土台に、新鮮さを少しずつ。焦らず、向き合ってみてくださいね。
夫婦の親密さのお悩みは、よければ一度ご相談ください。デリケートなお気持ちも、大切にうかがいます。