こんにちは。関口美奈子です。
梅雨の時期になると、「なんだか、やる気が出ない」「体がだるくて、気分も晴れない」。そんなふうに感じる方、多いのではないでしょうか。雨で気持ちまで湿っぽくなり、つい「最近、自分はだらしないな」と、自分を責めてしまう。
でも、待ってください。それは、あなたの怠けでも、気のせいでもありません。「梅雨だる」は、多くの人が感じる、自然な反応なんです。今日は、その正体と、ゆるく乗り切るコツを、お話しします。
「梅雨だる」は、気のせいじゃない
まず、安心してください。梅雨にやる気が出ないのには、ちゃんと理由があります。
梅雨どきは、気圧の変化や、日照不足が続きます。これが、自律神経や、心の状態に影響すると言われています。気分が沈む、体が重い、やたら眠い——こうした「梅雨だる」は、環境の変化に、心と体が反応しているだけ。あなたの性格や、努力の問題ではないんです。「季節のせい」と分かるだけで、自分を責める気持ちが、ふっと軽くなりませんか。
こんな時期は「やることを減らす」
では、どう過ごせばいいか。梅雨のコツは、頑張ることではなく、その逆。「やることを、減らす」ことです。
調子の出ない時期に、いつも通りを目指すと、できない自分に、さらに落ち込みます。だから、この時期は、はじめからハードルを下げる。「最低限やれば、十分」と決めてしまう。乗らない日に、無理に予定を詰め込まない。「梅雨の間は、ゆるくいこう」と、自分に許可を出すんです。これは、サボりではなく、季節に合わせた、賢い自己管理です。
小さな「心地よさ」を、足す
減らすと同時に、小さな「心地よさ」を、足してあげましょう。気分が沈みがちな時期こそ、自分をいたわる工夫が効きます。
朝、カーテンを開けて、少し光を浴びる。軽く体を動かす。温かいお茶を、ゆっくり飲む。好きな香りや音楽で、部屋を整える。雨音を、あえて楽しんでみる。どれも、ささやかなこと。でも、こうした小さな心地よさの積み重ねが、沈んだ気分を、そっと支えてくれます。自分を大切にする感覚を、忘れないでくださいね。
つらさが続くときは、季節のせいにしない
ただし、一つだけ、気をつけてほしいことがあります。気分の落ち込みや、体の不調が、あまりに長く続き、生活に支障が出ているときは、「梅雨のせい」と、我慢しすぎないでください。
つらさが重いときは、季節の問題だけとは限りません。一人で抱え込まず、信頼できる人に話したり、必要なら医療機関に相談したりすることも、大切な選択です。心の不調は、根性で乗り切るものではありません。自分の心と体のサインに、どうか、やさしく耳を傾けてあげてください。
まとめ:梅雨は、ゆるくやり過ごせばいい
梅雨にやる気が出ないのは、自然なこと。だから、できない自分を責めるのは、もう、やめましょう。この時期は、やることを減らし、小さな心地よさを足して、ゆるく、やり過ごせばいいんです。
梅雨は、いつか必ず明けます。そして、雨の季節をゆっくり過ごせた人は、晴れ間がきたとき、また自然と動き出せるもの。無理に頑張らず、季節の波に、上手に身をまかせてくださいね。自分にやさしく、いきましょう。
心の整え方やメンタルのお話は、講演でもよくお伝えしています。ご関心のある方は、よければお気軽にご相談ください。