結論:「優しいと言われます」と書くだけでは、読む側には何も残りません。優しさを行動で見せてください。たとえば、困っている同僚に先に声をかける、意見が違うときも相手の言い分を最後まで聞く、といった場面です。そこに「言うべきことは言う」一文を足すと、優しさが頼もしさに変わり、決め手になります。
この属性で書くときの軸 そのまま使える自己紹介文 書き出しと締めの一文 書かないほうがいい表現 書く手順と文字数の目安 書いたあとの仕上げ 解説
この属性で書くときの軸
優しさを場面で書く優しいという言葉は、読んだ人の数だけ意味が変わります。誰に、どんなときに、何をしたのかまで書くと、相手は自分がその優しさを受け取る場面を想像でき、会ってみたくなります。
断れる人だと示す優しい人は「流されやすい」「決められない」と見られがちです。仕事で自分の意見を通した話や、相手のために言いにくいことを言った話を一つ入れると、優しさに芯が通ります。
受け取る側にもなる与えてばかりの人は、相手に「甘えさせてもらえない」と感じさせます。誰かに助けてもらってうれしかった話を書くと、相手にも役割が残り、対等な関係を想像しやすくなります。
そのまま使える自己紹介文6選
文例は「コピー」でそのまま使えます。地名や仕事内容など〇〇の部分だけ、自分に合わせて変えてください。
1. 後輩を見守る男性
男性結婚相談所向け(標準)
〇〇で製品の設計をしています。手を動かして形になるものが好きで、自分の図面が工場で製品になった日のことは今も覚えています。
周りからは優しいとよく言われます。自分では、困っている後輩を見ると放っておけない性分だと思っています。ただ、間違っているときは理由を添えてはっきり伝えるようにしています。
休日は自転車で少し遠くまで走って、帰りに銭湯に寄るのが定番です。家では観葉植物を育てていて、新しい葉が出るとうれしくなります。
結婚したら、相手の話を最後まで聞いてから自分の考えを伝える、そんな会話を大事にしたいです。頼ってもらえると張り切るタイプなので、遠慮せず頼ってください。
優しさを「後輩への対応」で見せ、はっきり言う一面を添えて芯を通している
2. 意見を言える女性
女性結婚相談所向け(標準)
〇〇で経理の仕事をしています。数字が合った瞬間の気持ちよさと、同僚から「助かった」と言われるのが続けている理由です。
優しいと言っていただくことが多いのですが、言いにくいことを黙っておくのが優しさだとは思っていません。相手のためになるなら、言葉を選んで伝えるようにしています。
休日は実家の畑を手伝ったり、友人と温泉に行ったりしています。ひとりでは、録画した旅番組を見ながら次の行き先を考えるのが好きです。
結婚相手には、私が落ち込んだときに黙って隣にいてくれる人だとうれしいです。私も同じようにしたいと思っています。お互いに甘えられる関係を作りたいです。
「黙っておくのが優しさではない」と定義を示し、流されない人だと伝えている
3. 聞き役の男性
男性アプリ向け(短め)
人の話を聞くのが好きで、友人から相談を受けることが多いです。ただ、いいかげんな励ましはしないと決めていて、言うべきときは正直に伝えます。
休日は近所の川沿いを歩いて、帰りにパンを買って帰ります。相手の方とは、お互いの弱いところを隠さずに話せる関係になれたらうれしいです。
短い中に優しさと正直さの両方を置き、頼りがいを感じさせている
4. 甘え方を知っている女性
女性アプリ向け(短め)
面倒見がいいと言われますが、頼られるより頼るほうが苦手で、最近は友人に助けてもらう練習をしています。
休日はお菓子を焼いて職場に持っていくことが多いです。結婚したら、お互いに「ありがとう」を言い合える毎日にしたいです。おだやかな方だとうれしいです。
「頼る練習」の正直さが、優しい人にありがちな重さを軽くしている
5. 介護を経て学んだ男性
男性結婚相談所向け(標準)
〇〇で物流の管理をしています。現場の人が働きやすいように段取りを組むのが仕事で、「今日は楽だった」と言われると報われます。
以前、祖父の病院の付き添いを続けた時期があり、人に何かをするには自分が元気でいることが先だと学びました。それからは、優しくするために自分の時間も大事にしています。
休日は朝に市場へ行って、魚をさばいて友人にふるまいます。午後はソファで昼寝をするのが贅沢です。
結婚相手には、無理をしているときに「休みなよ」と言ってくれる人がいいなと思います。私も相手の疲れに気づける人でいたいです。
優しさの裏にある「自分を保つ考え」を見せ、共倒れしない安心感を与えている
6. 厳しさも持つ女性
女性結婚相談所向け(標準)
〇〇で福祉の仕事をしています。利用者さんの「できた」に立ち会えるのが、この道を選んだ理由です。
職場では優しいと言われますが、ルールを守らない人にははっきり注意もします。優しさと甘さは違うと思っているからです。
休日は友人とランチに行くほか、家で手芸をしながら落語を聞いています。手を動かしていると頭の中が整います。
結婚したら、相手の仕事の愚痴を「それは大変だったね」と受け止めたうえで、一緒に次の手を考えられる関係がいいです。頑張っている人を、そばで支えたいと思っています。
「優しさと甘さは違う」で輪郭を作り、受け止めたうえで考える姿勢が頼もしい
書き出しと締めの一文
書き出しの一文
- 困っている人を見ると、気づいたら自分から声をかけているほうです。
- 優しいと言われますが、相手のために言うべきことは言うようにしています。
- 人に頼られるとうれしくなる性格で、職場では相談役になることが多いです。
締めの一文
- お互いに「ありがとう」が自然に出る毎日を、一緒に作っていけたらうれしいです。
- 相手の疲れに気づけて、自分の疲れも正直に言える関係が理想です。
- 遠慮なく頼ってください。頼られると張り切ってしまう性格です。
書かないほうがいい表現
優しい性格だと周りから言われます。怒ったことはありません。
怒らない人は感情が見えず、何を考えているかわからないと読まれる
相手の意見を尊重します。何でも合わせられます。
主体性がない印象になり、決め手に欠けると感じさせる
人に尽くすのが好きなので、相手の希望に全部応えたいです。
重さと自己犠牲を感じさせ、対等な関係を想像しにくい
優しくない人、冷たい人とは合わないと思います。
優しさを語りながら他人を裁く文になり、印象が矛盾する
書く手順と文字数の目安
最初に「優しいと言われた場面」を一つ思い出し、そのときの行動から書き始めます。続けて仕事のやりがい、休日、相手にかけたい言葉、結婚の考えを並べます。長さの目安は相談所用が二百数十字、アプリ用は百二十字から百八十字です。削るのは「優しい」という言葉そのもの、残すのは行動と「はっきり言う」一文です。
書いたあとの仕上げ
書いたあとの見直し「優しい」「尊重」「合わせる」の三語を探し、出てきたら行動の描写に置き換えます。次に、自分の希望や意見を書いた文が一つでもあるか探します。見つからなければ、休日の過ごし方でもいいので「自分はこれが好き」と言い切る一文を足します。
写真と合わせるとき優しさを伝えたい人は、やわらかい笑顔の写真を選びがちですが、それだけだと輪郭がぼやけます。メインは姿勢よく正面を向いた写真にし、サブに笑顔を。文章で「はっきり言う」面を書いたなら、写真にも少し意志のある表情を残してください。
優しさは、頼もしさとして書く
お見合いのあとで「優しそうな方でした」という感想をいただくことがあります。悪い評価ではありません。ただ、この感想が交際の申し込みにつながる確率は、思うほど高くありません。優しさは、よほどのことがない限り減点されない代わりに、それだけでは加点にもなりにくいからです。もう一つ、何かが要ります。
その何かは「判断の見える優しさ」です。言いかえると、相手のために何を選び、何を断ったのかが見える優しさです。後輩の間違いを理由つきで指摘した、言いにくいことを言葉を選んで伝えた。そうした場面には、相手の側に立ったうえで自分の考えを持つ人の姿があります。読む人は、その姿に頼もしさを感じます。
優しい人は、相手に先に与えることができる人です。それは持てる人の条件そのものですが、与え続けるだけでは相手が受け取る役ばかりになり、関係が片寄ります。プロフィールの中で、助けてもらってうれしかった話を一つ書いてください。相手に「自分にもできることがある」と思わせる余白が、長く続く関係の入り口になります。優しさは、相手に役割を残してはじめて、頼もしさになります。
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