こんにちは。関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営し、社会の変化も見つめてきました。
「最近の人は、結婚が遅い」。よく言われます。そして、それを「若い人が、のんびりしているから」と片づける声も、いまだに聞きます。
でも、私ははっきり言います。晩婚化は、個人の怠けではありません。結婚という出来事が、人生の後半へと押しやられた——「結婚の後ろ倒し」という、社会構造の変化なのです。今日は、その正体を読み解きます。
晩婚化とは──「結婚の後ろ倒し」が起きている
まず、事実から。晩婚化とは、結婚する年齢が、年々遅くなっていくことです。日本の平均初婚年齢は、いまや男女とも、30歳前後まで上がっています。かつて「二十代で結婚」が当たり前だった時代から、ずいぶん景色が変わりました。
私はこの現象を、「結婚の後ろ倒し」と呼んでいます。結婚しなくなったというより、結婚という出来事が、人生のタイムラインの後ろへ後ろへと、ずれ込んでいる。学業を終え、仕事が安定し、自分の生活が整い……と、結婚の前に「やっておくべきこと」が積み上がり、そのぶん、結婚が後方へ押しやられていく。これは、誰か個人のせいではなく、社会全体で起きている、構造的な現象です。
なぜ「後ろ倒し」になったのか──三つの力
では、なぜ結婚は後ろへずれたのか。大きく、三つの力が働いています。
①女性の社会進出と経済的自立:女性が働き、自分で生きていけるようになりました。結婚が「生きるための必須」ではなくなり、急ぐ理由が薄れた。
②学業と雇用の長期化・不安定化:学ぶ期間が延び、若いうちは収入も雇用も安定しにくい。「経済的に整ってから」と考えるほど、結婚は先送りされます。
③人生の選択肢の増加:趣味、仕事、ひとりの自由。結婚以外にも、人生を満たす選択肢が増えました。
これらは、どれも社会の進歩の結果です。だからこそ、晩婚化を、個人の意志の弱さのせいにするのは、的外れなのです。
晩婚化は「悪」ではない。でも──
ここで、誤解のないように。晩婚化そのものは、良い悪いで割り切れるものではありません。一人ひとりが、自分の人生を、自分のタイミングで選べるようになった。それは、まぎれもなく、社会の成熟です。
ただ、一つだけ、見過ごせない問題があります。それは、結婚を望んでいるのに、「いつか」と先送りするうちに、機会を逃してしまう人が、確実に増えていること。恋愛から降りたわけでも、結婚したくないわけでもない。ただ、後ろ倒しの流れに乗っているうちに、気づけば時間だけが過ぎていく。これは、本人の責任というより、「自然に任せると、結婚が後方へずれ続ける」という時代の引力がもたらす、構造の問題なのです。
引力に逆らうには──「待つ」をやめる
では、結婚を望む人は、この時代の引力と、どう向き合えばいいか。答えは、シンプルです。「自然に任せる」のを、やめること。
後ろ倒しの引力が働く時代には、受け身で待っていると、機会は後ろへずれ続けます。だからこそ、結婚を望むなら、自分の意思で、意識して出会いの場に身を置く。流れに押されるのではなく、自分でタイミングを選びにいく。これは、焦って結婚しろ、という話ではありません。「いつか」を「いつ」に変える、というだけのことです。婚活がうまくいく人は、例外なく、この「自分から動く」を実践しています。目的を共有できる結婚相談所のような場を使うのも、引力に逆らう、賢い選択肢の一つです。
まとめ:流れを知る人が、流れを選べる
晩婚化は、個人の怠けではなく、女性の自立・雇用の長期化・選択肢の増加が生んだ「結婚の後ろ倒し」という社会構造の変化です。それ自体は悪ではありません。ただ、結婚を望む人ほど、「自然に任せると後方へずれ続ける」時代の引力を、自覚しておく必要があります。
大切なのは、自分を責めないこと。あなたが結婚に踏み出せていないのは、意志が弱いからではなく、そういう時代を生きているからです。でも、流れの正体を知った人だけが、流れに流されず、自分でタイミングを選べる。「いつか」と先送りせず、望むなら、今日から一歩を。
私たちエースブライダルは、時代の引力に逆らって一歩を踏み出す方を、本気で応援しています。「そろそろ動きたい」と感じている方こそ、よければ一度、無料相談でお話を聞かせてくださいね。
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