こんにちは。関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
「結婚する前に、一度、同棲したほうがいいですか?」。婚活中の方から、よく受ける質問です。相性を確かめられそうだし、安心して結婚に進めそう——そう思いますよね。
でも、ここで意外なことをお伝えします。同棲は、結婚を「近づける」こともあれば、かえって「遠ざける」こともあります。分かれ道は、始め方にあります。今日は、同棲のメリット・デメリットと、後悔しない判断を、お話しします。
同棲のメリット──「結婚前に分かる」こと
まず、同棲の良い面から。最大のメリットは、結婚前に、生活の相性を確かめられることです。
デートで会うときの相手と、毎日一緒に暮らす相手は、違います。生活リズム、お金の使い方、家事への姿勢、不機嫌なときの態度——こうした「素の部分」は、一緒に暮らしてみて、はじめて見えてきます。結婚してから「こんなはずじゃなかった」と気づくより、同棲の段階で金銭感覚や生活習慣のズレに気づけるのは、大きな安心材料です。お互いの暮らしを擦り合わせながら、二人の関係を一段深められる。これが、同棲の確かな価値です。
同棲のデメリット──「結婚しなくても済む」
一方で、見落とされがちな、デメリットもあります。じつは、これが本題です。最大の落とし穴は、「結婚しなくても、満たされてしまう」こと。
同棲すると、結婚と、ほとんど変わらない生活が手に入ります。一緒に暮らし、安心感もある。すると、「わざわざ結婚する動機」が、薄れてしまうのです。とくに、結婚に慎重なほうは、「今のままで十分」と感じ、決断をずるずる先延ばしにしがち。気づけば何年も同棲が続き、結婚の話が一向に進まない——これは、本当によくあるケースです。ほかにも、生活費の負担や家事分担でもめたり、新鮮さが薄れてマンネリ化したり。同棲は、結婚への近道にも、長い寄り道にもなり得るのです。
分かれ道は「始め方」にある
では、同棲を結婚に「つなげる」には、どうすればいいか。答えは、はっきりしています。同棲を「なんとなく」始めないこと。
「一緒にいる時間が増えたから」「家賃がもったいないから」——そんな曖昧な理由で始めると、ゴールを見失います。そうではなく、始める前に、二つのことを決めてください。①「いつまでに結婚するか」という期限。②生活費の分担や家事のルール。とくに期限は重要です。「同棲して半年〜1年で、結婚を決める」と区切っておけば、だらだら続く同棲を防げます。結婚前に話し合っておきたいことを、同棲という実地で確かめながら、ゴールへ進む。目的地を決めてから始める同棲は、最高の予行演習になります。
同棲しない、という選択もある
そして、もう一つ。「同棲は、必ずすべきもの」ではない、ということも、お伝えしておきます。
同棲せずに結婚し、幸せに暮らしている夫婦は、たくさんいます。相性は、同棲しなくても、結婚の決め手となる価値観の擦り合わせや、丁寧な対話で、十分に確かめられます。むしろ、「結婚を決めてから一緒に暮らし始める」ほうが、決断が鈍らず、すっきり進むこともある。だから、同棲するかどうかは、二人の性格と価値観しだい。世間の「したほうがいい」に流されず、自分たちにとってどちらが結婚に近づくかで、選んでください。
まとめ:ゴールを決めて、始める
同棲には、生活の相性を確かめられるメリットと、結婚への動機が薄れて決断が鈍るデメリットの、両面があります。分かれ道は「始め方」。期限とルールを決めて始めれば結婚への近道に、なんとなく始めれば長い寄り道になります。
大切なのは、同棲を目的にしないこと。あなたのゴールは「一緒に暮らすこと」ではなく、「幸せな結婚をすること」のはずです。そのゴールから逆算して、同棲という手段を使うかどうかを選ぶ。手段が目的にすり替わらないよう、いつも目的地を見つめていてください。
私たちエースブライダルでは、同棲の有無にかかわらず、結婚というゴールへ向けた相性の見極めや進め方を、お手伝いしています。「どう進めるのが正解か分からない」という方こそ、よければ一度、無料相談でお話を聞かせてくださいね。
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