体の相性とは

関口美奈子

こんにちは。関口美奈子です。
「体の相性が大事」と、よく言われます。でも、その「相性」とは、いったい何なのでしょう。「合う・合わないは、最初から決まっている」と思って、不安になったり、一度の経験で「合わないかも」と落ち込んだりする方も、少なくありません。
今日は、この「体の相性」の正体について、心理学とコミュニケーションの視点で、お話しします。結論から言うと、相性は、最初から決まっているものでは、ありません。

「体の相性」の正体は、安心感

まず、「体の相性」とは何か。これは、性的なふれあいの中で感じる、心地よさや、安心感のことを指して、使われる言葉です。

そして、ここが大切なのですが、その心地よさの正体は、テクニックや、体の構造そのものより、「どれだけ安心して、リラックスできているか」に、大きく左右されます。緊張していたり、遠慮があったり、心が通っていなかったりすると、どんな相手でも、心地よさは感じにくいもの。逆に、安心できる相手とは、自然と心地よさが生まれやすい。相性とは、心の状態が、体に表れたものでもあるんですね。

相性は「発見」より「育てる」もの

だから、私は思うんです。体の相性は、最初から決まっていて「発見する」ものというより、二人で「育てていく」ものに近い、と。

出会ったばかりの頃は、お互い緊張も遠慮もあって、ぎこちないのが当たり前。それを「相性が悪い」と早合点するのは、もったいないことです。信頼が深まり、安心して気持ちを伝え合えるようになるにつれて、心地よさは、変わっていきます。最初の印象が、すべてではない。親密さと同じで、相性もまた、時間と信頼の中で、育っていくものなんです。

育てる鍵は、やはり「対話」

では、相性を育てる鍵は、何か。やはり、「対話」です。お互いの気持ちや、心地よさを、穏やかに伝え合うこと。

「察してほしい」と黙っていては、すれ違うばかり。何が心地よくて、何がそうでないか。どうしてほしいか。こうしたことを、責めずに、やさしく伝え合えるかどうかで、相性は大きく変わります。これは、まさに性のコミュニケーションそのもの。相性が良いと言われるカップルは、たいてい、この対話が、自然にできているんです。技術より、対話。それが、心地よさを育てます。

「合わない」と決める前に

もし今、「相性が合わないかも」と感じていても、すぐに結論を出さないでください。その違和感の原因が、本当に「相性」なのか、見つめてみる価値があります。

緊張していませんか。遠慮して、本音を言えずにいませんか。心のどこかに、わだかまりはありませんか。「合わない」と感じる背景に、こうした、対話で解けるものが隠れていることは、本当に多いんです。もちろん、どうしても、という場合もあるでしょう。でも、その前に、まず安心と対話を、育ててみる。それで、変わることは、少なくありません。

まとめ:相性は、二人で育てるもの

「体の相性」の正体は、安心感。最初から決まっているものではなく、信頼と対話の中で、二人で育てていくものでした。だから、一度の印象で「合わない」と決めつける必要は、ありません。

大切なのは、安心できる関係をつくり、気持ちを穏やかに伝え合うこと。相性は、運命ではなく、二人の歩み寄りで、変わっていきます。焦らず、責めず、信頼を育てながら、二人だけの心地よさを、見つけていってくださいね。
パートナーシップや親密さのお悩みは、よければ一度ご相談ください。デリケートなお気持ちも、大切にうかがいます。

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