こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
友人からの結婚報告や式の招待状が立て続けに届くと、「自分だけ置いていかれている」ような焦りを感じることがあります。
先に結論をお伝えすると、その焦りは劣っている証拠ではありません。あなたが本気で結婚を望んでいる証拠です。
問題は焦りそのものではなく、他人の歩幅で自分の速度を測ってしまう「横並びの呪い」にあります。
のべ3万人以上の方と面談してきた経験から、この夏に届く結婚報告との向き合い方をお伝えします。
友人の結婚ラッシュで感じる「置いていかれる」感覚の正体
夏から秋にかけては、結婚報告や結婚式の招待状が重なる季節です。今年も友人グループの誰かから「実は結婚することになって」という連絡が届き、素直に喜びたいのに、胸の奥がざわつく。そんな経験をした方は少なくありません。
この感覚は、決して意地悪な感情ではありません。人は無意識に、自分と近い立場の人を基準にして自分の位置を確認する生き物です。人と比べて落ち込むときで触れたように、比較そのものをなくすことは難しく、大切なのは比較した後にどう自分を扱うかです。
「横並びの呪い」——幸せは比べられるものではないのに
私は、友人の結婚を機に自分を追い詰めてしまう心理を「横並びの呪い」と呼んでいます。学生時代からの延長で、進学も就職も、どこかで周囲と足並みを揃えることが安心材料だった。その名残で、結婚という極めて個人的な出来事まで、無意識に「順番」で測ってしまうのです。
けれど結婚は、徒競走ではありません。ゴールテープの位置も、走るコースも、一緒に走る相手も、全員違います。友人が先にゴールしたからといって、あなたのコースが消えるわけでも、タイムが悪くなるわけでもないのです。
焦りは劣等感ではなく、本気の証拠
焦りという感情を、多くの方が「弱さ」だと誤解しています。しかし焦りが生まれるのは、その対象を心から欲しいと思っているときだけです。興味のないことに、人は焦りません。婚活で焦ってしまうときでもお伝えした通り、焦りは本気度の裏返しであり、消すべきものではなく、扱い方を変えるべきものなのです。
問題は、焦りをそのまま「自分はダメだ」という結論に直結させてしまうこと。焦りを感じたら、まず「私はこれを本気で望んでいる」と一度言葉にしてみてください。感情の向きが、責める方向から進む方向へと変わります。
自分のペースで動くための具体的な視点転換
具体的には、三つの習慣が助けになります。ひとつめは、結婚報告を見た直後にSNSを閉じること。なぜSNSを見ると恋愛がつらくなるのかで書いたように、幸福な瞬間だけが並ぶタイムラインは、比較のための不完全な材料でしかありません。
ふたつめは、友人の結婚を「情報」として受け取り直すこと。彼女が動いた分だけ、あなたにも動くための時間があったはずです。何を先延ばしにしていたのか、静かに棚卸ししてみましょう。三つめは、焦りを感じた日ほど、自分の婚活を一歩進める日に決めること。プロフィールを見直す、気になっていた人にメッセージを送る。焦りのエネルギーを、行動の燃料に変えるのです。
まとめ:焦りを燃料に変えて、自分の婚活を進める
友人の結婚ラッシュに心が揺れるのは、あなたが結婚を軽んじていない証拠です。横並びの呪いに気づき、焦りを「本気の合図」として受け取り直せた人から、着実に前へ進んでいきます。
とはいえ、一人でペースを保つのは簡単ではありません。走る速さよりも、走り続けられる伴走者がいるかどうかが、最終的な結果を左右します。エースブライダルでは、あなたの状況に合わせて無理のない歩幅を一緒に考える無料相談を行っています。焦りを一人で抱え込まず、まずは話を聞かせてください。
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