こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。株式会社pine代表取締役として、結婚相談所とメンズ美容サロンを経営しています。
ロータリークラブ、経済産業協会、企業の経営層研修など、経営者・管理職の皆さまの前でお話しする機会を多くいただいてきました。
その場でいつもお伝えしている見立てがあります。組織の問題の多くは、能力の問題ではなく「関係の設計」の問題です。
組織に溜まっているのは「沈黙の在庫」
業績が伸びない、離職が止まらない、若手が育たない。原因を探ると、たいてい同じ場所に行き当たります。言えたはずのことが、言われないまま溜まっている。私はこれを「沈黙の在庫」と呼んでいます。
在庫は目に見えません。だから、経営指標にも上がってきません。けれど確実にコストとして支払われます。問題が起きてから報告が上がる、会議で本音が出ない、辞める理由が退職面談で初めて分かる。すべて在庫が現金化された瞬間です。
そして厄介なことに、この在庫は「厳しい組織」だけでなく「優しすぎる組織」にも溜まります。言えば角が立つ、言わないほうが平和だ、という空気は、厳しさとは無関係に育つからです。
チームワークは、仲の良さではない
チームワーク研修というと、一体感をつくるものだと思われがちです。けれど仲が良いだけのチームは、都合の悪い情報がいちばん通らないチームになります。気を遣うからです。
本当に強いチームは、意見が違っても関係が壊れないと全員が知っているチームです。そこでは反対意見が情報として扱われ、感情の問題になりません。この状態は雰囲気づくりでは作れず、伝え方と受け取り方の設計でしか作れません。
経営者・管理職向けの講演では、この設計を扱います。人を変えるのではなく、関係のつくりを変える。そのほうが、はるかに早く現場が動きます。
講演メニュー
| 演題(例) | お伝えする内容 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 組織の「沈黙の在庫」を減らす | 言えたはずのことが言われない構造を解体する。報告が遅れる組織の直し方 | 経営者・役員・管理職 |
| チームワークの再設計|仲の良さではなく、壊れない関係を | 意見が違っても関係が壊れないチームの作り方。反対意見を情報として扱う設計 | 管理職・チームリーダー |
| 人心掌握術|管理職版 | 指示ではなく、自分から動く状態をつくる。先払いの信頼と関心の先出し | 管理職・次期幹部 |
| 部下育成と1on1|聞き出す技術 | 本音が出ない面談を変える。表に出た悩みの一つ下に降りる質問の型 | 管理職・人事 |
| 女性が働き続けられる組織のつくり方 | 制度より先に効く、日常の関わり方。女性活躍推進を掛け声で終わらせない | 経営者・人事・管理職 |
| 経営者のためのSNS発信とブランディング | 自分にファンをつける発信の設計。売り込まずに選ばれる立ち方 | 経営者・個人事業主 |
こんな課題をお持ちの組織へ
・問題が起きてから報告が上がる。手前で相談が来ない
・会議で反対意見が出ない。決まったあとに不満が出る
・管理職がハラスメントを恐れて、必要な指摘までしなくなった
・離職の本当の理由が、退職面談で初めて分かる
・女性活躍推進が制度の話で止まっていて、現場が変わらない
経営者団体・経済団体での登壇
ロータリークラブ、奈良経済産業協会、航空自衛隊をはじめとする官公庁など、幅広い現場で登壇してきました。経営者の集まりでは、組織論だけでなく人を見る目そのものを扱うことが多く、採用・後継者・取引先との関係にも接続してお話ししています。
関連する講演テーマ
おわりに
経営者の方とお話ししていて、いつも思うことがあります。組織の課題は、たいていすでに社内の誰かが気づいているということです。気づいていないのではなく、言われていないだけ。
だとすれば、打ち手は新しい施策を足すことではありません。言える状態をつくることです。その設計を、明日から手をつけられる形にしてお持ち帰りいただきます。