性の悩み

性に奥手で
不安なとき

関口美奈子

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
「性に奥手で、経験が少ない。それを、引け目に感じてしまう」「相手に、がっかりされないだろうか」。そんな不安を、誰にも言えずに、一人で抱えている方。実は、とても多いんです。まわりは経験豊富に見えて、自分だけが取り残されているような気がして、焦ってしまう。
でも、まずはっきりお伝えします。経験の数は、あなたの価値とは、関係ありません。今日は、その不安の正体と、恥じなくていい理由を、お話しします。

経験が少ないことは、恥ではない

まず、これを心に置いてください。性の経験が少ないことは、恥ずかしいことでも、劣っていることでも、まったくありません。

経験が少ない理由は、人それぞれです。慎重だった。誠実に相手を選んできた。たまたま、縁やタイミングがなかった。どれも、責められることではありません。むしろ、軽々しくならなかった、その誠実さの表れでもあります。経験の数は、優劣をつけるものではない。少ないことを、引け目に感じる必要は、どこにもないんです。

「みんな」と、自分を比べない

不安が大きくなる、いちばんの原因。それは、「みんな」と、自分を比べてしまうことです。

でも、その「みんな」は、本当でしょうか。ネットや、人の話で見聞きする情報は、誇張されていたり、ごく一部だったりします。実際には、奥手な人も、経験の少ない人も、あなたが思うより、ずっとたくさんいます。みんな、言わないだけ。見えない「平均」と自分を比べて、焦るのは、もうやめましょう。自分の体に自信が持てないお話と同じで、比較の物差しを手放すことが、第一歩です。

相手が見ているのは「数」ではない

「経験が少ないと、相手にがっかりされるのでは」。その不安も、手放して大丈夫です。あなたを大切に思う相手は、経験の数で、あなたを評価したりしません。

技術や場数より、ずっと大切なものがあります。それは、相手を思いやる気持ち、安心して向き合える誠実さ、そしてお互いを尊重し合えること。これらは、経験の数とは、関係ありません。むしろ、慣れていなくても、まっすぐ相手に向き合おうとする姿勢のほうが、心を打つもの。本当に大切な相手なら、あなたの不器用さも、含めて受けとめてくれます。

不安は、正直に打ち明けていい

そして、もし信頼できる相手ができたなら、その不安は、正直に打ち明けてしまっていいんです。隠して気負うより、ずっと楽になります。

「実は、こういうことに慣れていなくて」。そう正直に伝えられる人を、相手は、誠実だと感じます。弱さを見せることは、信頼の証。打ち明けたことで、かえって距離が縮まることも、少なくありません。一人で気負って、不安を大きくするより、気持ちを言葉にする。それが、安心して向き合うための、近道です。

経験が少ない女性の婚活で、伝えるべきこと・伝えなくていいこと

婚活を始めると、「経験が少ないことを、いつか言わなければいけないのでは」と、先回りして胸が重くなる方がいます。まず整理しておきましょう。打ち明けるかどうかより大切なのは、「いつ・誰に・どこまで」を自分で選ぶことです。

プロフィールには、書かなくていい。プロフィールは、これから一緒に未来をつくる人を探すための紹介状であって、過去を報告する履歴書ではありません。お見合いや最初のデートでも、話題にする必要はまったくありません。そこは、相手の人柄を知り、自分の人柄を知ってもらう時間です。

伝えるなら、真剣交際に進み、「この人なら大丈夫」と信頼できた相手に、一言だけ。いつ、何人と、という細かな説明はいりません。たとえば、こんな言葉で十分です。

「恋愛のことは、あまり経験がないほうなんです。ゆっくりでもよければ、あなたと一緒に歩いていけたらうれしいです」

この一言は、告白ではなく、二人のペースを決めるための共有です。そして、この一言への反応が、相手を見極める鏡にもなります。笑う、驚いてみせる、「普通は」と誰かと比べる、打ち明けたあとに急に距離を詰めようとする。こうした反応が返ってきたら、その人はあなたの未来ではなく、過去の数字を見ている人です。反対に「話してくれてありがとう」「急がなくていいよ」と言える人は、結婚してからも、あなたのペースを尊重できる人。経験の少なさは、弱点ではなく、誠実な相手を見分けるための試金石になるのです。

とはいえ、一人で相手を見極めながら進むのは、心細いものですよね。結婚相談所なら、交際の進め方やお相手への伝え方を、担当カウンセラーと相談しながら選べます。恋愛経験が少ない方の婚活や、女性の婚活のページも、よければのぞいてみてください。

まとめ:あなたのペースで、大丈夫

性に奥手で、経験が少ないことは、恥ではありません。経験の数は、あなたの価値とは無関係。見えない「みんな」と比べず、自分を責めるのを、やめてください。

相手が見ているのは、数ではなく、あなたの誠実さや、思いやり。不安なら、正直に打ち明けていい。焦らず、あなたのペースで、進んでいけば大丈夫です。経験は、これから、信頼できる相手と、少しずつ重ねていけばいいもの。どうか、自分を、引け目で縛らないでくださいね。
性や恋愛のことで一人で抱えているなら、よければ一度ご相談ください。あなたの気持ちを、否定したりはしません。

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よくある質問

性の経験が少ないのは、恥ずかしいことですか?
まったく恥ずかしいことではありません。経験の数は、その人の価値や魅力とは関係ありません。慎重だったり、縁やタイミングだったり、理由はさまざまで、少ないことは誠実さの表れでもあります。引け目に感じる必要はありません。
経験が少ないと、相手にがっかりされませんか?
あなたを大切に思う相手なら、経験の数で評価したりはしません。むしろ、誠実さや、自分に向き合ってくれる気持ちのほうを大切にします。技術や場数より、相手を思いやり、安心して気持ちを伝え合えることのほうが、ずっと大切です。
経験が少ない不安と、どう向き合えばいいですか?
周囲やネットの情報と自分を比べないこと、経験の数を自分の価値と結びつけないことが大切です。不安なときは、信頼できる相手に正直に打ち明けると、かえって距離が縮まることもあります。焦らず、自分のペースを大切にしてください。
婚活のプロフィールに、恋愛や性の経験が少ないことを書いたほうがいいですか?
書く必要はありません。プロフィールは、これから一緒に未来をつくる人を探すための紹介状で、過去を報告する履歴書ではないからです。お見合いや最初のデートで話題にする必要もありません。伝えるかどうか、いつ伝えるかは、あなたが選んでいいことです。
経験が少ないことは、婚活のどの段階で、どう伝えればいいですか?
真剣交際に進み、信頼できると感じた相手に、一言だけで十分です。「恋愛のことは、あまり経験がないほうなんです。ゆっくりでもよければ、あなたと一緒に歩いていけたらうれしいです」のように伝えれば、細かな説明はいりません。その一言を笑ったり、誰かと比べたりする相手なら、慎重に見極めてください。

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