婚活の返事辞典

仮交際で断られ続けるとき

仮交際で断られ続けるとき(関口美奈子)
結論:仮交際で終了が続くときは、自分を責める前に「どの回で終わっているか」を並べます。一回目で終わるのと三回目で終わるのとでは、原因がまったく違うからです。担当カウンセラーに終了理由の傾向を聞き、変える点を一つだけ決めて次に臨む。これが、断られ続ける流れを止める手順です。

判断の基準 そのまま伝えられる言い方 言わないほうがいい伝え方 返事の期限と動き方 決めたあとの一歩 解説

判断の基準

何回目で終わるか初回で終わるなら第一印象や会話の運び、数回続いて終わるなら将来の話の出し方に原因があることが多いです。回数を並べると傾向が見えます。
自分から終了した数断られた数だけ数えると苦しくなります。自分から終えた交際も含めて並べると、選ぶ側に立てていた回数が見え、気持ちが整います。
担当に理由を聞いたか終了の理由が先方の担当から届いている場合があります。聞くのは恥ではなく、相談所に入っている人だけが使える特典ですから、遠慮なく使います。
連絡の間隔と中身デートの間の連絡が、報告だけになっていないか。相手の話に質問を返しているか。終了の原因は、会っていない時間に隠れていることがあります。

そのまま伝えられる言い方7選

担当カウンセラーへの連絡、相手への一言は「コピー」でそのまま使えます。名前など〇〇の部分だけ変えてください。

1. 理由の傾向を聞く

担当へ確認する
ここ数か月、仮交際が続かず終了が重なっています。先方から理由が伝わっているものがあれば、差し支えない範囲で教えていただけますか。次に活かしたいと思っています。

活かしたい姿勢を添えると、担当は言いにくい理由も出せます。

2. 率直な見立てを頼む

担当へ確認する
私の仮交際の終わり方に共通点があるように感じています。〇〇さんから見て、気になる点があれば率直に伺いたいです。

率直さを先に許可すると、担当は言いにくい指摘を出せます。

3. 落ち込みを伝える

担当へ迷っている
立て続けに終了になり、少し気持ちが落ちています。申し込みを続けるべきか、いったん活動の仕方を見直すべきか、相談させてください。

状態を隠さず伝えると、担当がペースを調整できます。

4. 変える点を宣言

担当へ進める
次の仮交際では、連絡の頻度と二回目の誘い方を変えてみます。様子を見ていただき、気づいた点があれば教えてください。

変更点を共有しておくと、担当が結果と照らして助言できます。

5. 次は相手の店へ

相手へ進める
前回は話を聞くばかりになってしまいました。次は〇〇さんが行ってみたいと言っていた店に、一緒に行きませんか。

相手の希望を覚えていたことが伝わり、続ける理由になります。

6. 軽く次の約束

相手へ確認する
〇〇さんと話していて楽しかったので、また会えたらうれしいです。来週、都合のいい日はありますか。

初回の直後に次の日程を出すと、終了の多くを防げます。

7. 記憶を確かめる

自分への問い迷っている
終了になった相手のことを、今どれくらい覚えているか。覚えていないなら、相手も同じだったかもしれない。

印象を残せていたかを、自分の側から測れます。

言わないほうがいい伝え方

「自分には何か欠陥があるのでは」と担当に聞く

答えようのない質問は、担当も相手も救えません。聞くなら「何回目で終わるか」です。

終了のたびに相手の悪口を担当に送る

担当は次の相手を紹介する立場です。相手を下げる言葉は、自分の紹介の幅を狭めます。

断られた直後に数を増やして申し込む

傷を埋めるための申し込みは、お見合いの席でも相手に伝わり、終了を増やします。

「もう無理です」と連絡を絶つ

担当が最も動けなくなる言葉です。休みたいなら、休会の相談として伝えるほうが前に進みます。

返事の期限と動き方

終了の連絡は相手側の相談所から担当を通して届きます。届いた日に反応せず、翌日に担当へ「理由があれば教えてほしい」と返します。三件続いたら、一度担当と面談の時間を取り、申し込みの条件や会い方を見直します。見直しの間に申し込みを止めるかどうかは、相談所の規定と残り期間を担当に聞いて決めます。

決めたあとの一歩

進めると決めたら変える点を一つだけ決めます。「初回で相手の話に質問を三つ返す」「二回目の誘いはその場で出す」など、行動で測れる形にします。全部を直そうとすると、お見合いの席で自分らしさが消えます。
断ると決めたら活動を止める前に、担当へ「休会の相談」として伝えます。断られ続けた時期の記憶は、距離を置くと薄れます。休む期間と再開の目安を担当と決めておくと、戻るときの腰が軽くなります。

断られた回数は「弱さ」でなく「場数」

仮交際で終了が続くと、自分の値打ちが下がったように感じます。けれど相談所で見ていると、終了が重なる人は、申し込みが通っている人でもあります。お見合いの席には立てている。つまり入口は通っていて、交際の中盤で何かが起きている。ここを見分けずに「自分はだめだ」と一括りにすると、直すべき一点が見えなくなります。終了の山は、弱さの証明ではなく、傾向を読むための資料です。

現場の言い方をすれば、仮交際は「お試し期間」というより「お互いの生活を覗き合う期間」です。終わる原因の多くは、嫌われたことではなく、相手が自分との暮らしを想像できなかったことにあります。相談所で終了理由としていちばん多いのは、嫌われることではなく「見えないこと」です。休日の過ごし方、仕事の話、家族との距離。会話が楽しいだけで終わると、相手は「いい人だけど見えない」と感じて手を離します。

持てる人は、断られた回数を数えません。代わりに「次の相手に渡せるもの」を一つ増やします。断られた交際で学んだ質問、避けるべき話題、自分が楽でいられる店。それらは全部、次の相手への贈り物になります。断られた経験を抱え込む人より、次の人のために使う人のほうが、早く選ばれます。断られた数は、次の相手に渡せる優しさの数です。

ほかの場面の返事

よくある質問

断られた理由は担当に聞いても大丈夫ですか
大丈夫です。先方の担当から理由が届いていれば、自分の担当は差し支えない範囲で教えてくれます。聞き方は「次に活かしたいので」と添えると、担当も伝えやすくなります。理由が届いていないこともあるので、その場合は担当自身の見立てを聞きます。
何人くらい続けて断られたら見直すべきですか
人数に決まりはありませんが、同じ回数で終わる交際が三件並んだら、傾向とみて見直す目安です。一件ごとに直そうとすると、毎回違う自分になって疲れます。並べて共通点を探し、変える点を一つに絞ります。
断られ続けて、お見合いを組む気力がありません
無理に組まなくて大丈夫です。担当に「少し間を空けたい」と伝え、休む期間を一緒に決めてください。休会の扱いは相談所の規定で変わります。気力が戻らないまま会うより、間を空けて戻るほうが、次の交際が続きやすくなります。