婚活の返事辞典

お見合いで断られた後、担当への返し方

お見合いで断られた後、担当への返し方(関口美奈子)
結論:断られた連絡への返事は、短く、その日のうちに返してください。内容は三つで足ります。連絡へのお礼、気持ちの一言、次に向けた一言。落ち込みを隠す必要はなく、「少し残念です」と書いてよいのです。理由が気になるなら、同じ返信の中で聞いておくと、担当が相手側に確認しやすくなります。

判断の基準 そのまま伝えられる言い方 言わないほうがいい伝え方 返事の期限と動き方 決めたあとの一歩 解説

判断の基準

返さない沈黙が一番損断られた連絡に返事をしないと、担当は「落ち込んでいるのか、怒っているのか」が分からず、次の提案を出しにくくなります。一行でも返すことが、次のお見合いの速さにつながります。
残念の温度を正直に書く平気なふりをすると、担当はあなたの好みを読み違えます。「期待していたので残念です」と書けば、担当はその相手の型をあなたの好みとして覚えてくれます。
理由は聞いていい断られた理由は、相手側の相談所から届いていることがあります。聞いても失礼にはあたりません。理由が届かないこともあるので、「分かる範囲で」と添えて聞くのが大人の作法です。
次の動きを一つ入れる返事の最後に「次の申し込みを進めたい」「少し振り返りたい」のどちらかを入れてください。担当はその一言で、あなたのペースに合わせた動きを組めます。

そのまま伝えられる言い方8選

担当カウンセラーへの連絡、相手への一言は「コピー」でそのまま使えます。名前など〇〇の部分だけ変えてください。

1. 基本の返信

担当へ進める
ご連絡ありがとうございます。〇〇さんの件、承知しました。楽しくお話しできたので少し残念ですが、気持ちを切り替えて次に進みます。引き続きよろしくお願いいたします。

お礼、気持ち、次の一言の三点だけで、担当はすぐ次の提案に動けます

2. 理由を聞く返信

担当へ確認する
ご連絡いただきありがとうございます。結果は承りました。差し支えない範囲で結構ですので、お相手がどのように感じられたか、理由が届いていれば教えていただけますか。

「届いていれば」と添えると、担当に無理をさせず、聞ける範囲で聞けます

3. 落ち込みを正直に伝える

担当へ迷っている
ご連絡ありがとうございます。正直に言うと、今回はかなり期待していたのでこたえています。少しだけ整理する時間をいただき、来週から改めて申し込みを進めたいです。

落ち込みと再開の時期を一緒に伝えると、担当は休ませつつ次の準備ができます

4. 振り返りを頼む返信

担当へ確認する
承知しました。続けて見送りが続いているので、お見合いでの私の話し方や印象について、気づいた点があれば率直に教えていただけるとありがたいです。

率直な指摘を求めると、担当は遠慮を外して本当に効く助言をくれます

5. 次の申し込みを頼む返信

担当へ進める
お知らせありがとうございます。結果、承りました。今回の方と似た雰囲気で、お話し好きな方がいらっしゃれば、次の申し込み候補として教えていただけますか。

断られた相手の良かった点を次の条件にすると、好みが担当に蓄積されます

6. 並行相手への近況

相手へ進める
先日お見合いした方から見送りの連絡をいただきました。少し気落ちしていますが、〇〇さんとは引き続き楽しくお会いできています。来週の予定も変わらず楽しみにしています。

並行中の相手にお見合いの詳細は伝えませんが、変わらぬ温度を示すと関係が安定します

7. 仮交際中の相手への近況

相手へ進める
今週は少し気持ちが沈む出来事がありましたが、〇〇さんと話していると元気が出ます。次に会うときは、おすすめの気分転換を教えてくださいね。

弱さを少しだけ見せると、相手は頼られた喜びで距離を縮めてくれます

8. 自分への問い

自分への問い迷っている
この断りは、私という人を断ったのか、今日の一時間を断ったのか。断られたのは一時間のほうだ。

断られたのは一時間の印象です。人格ごと否定されたわけではないと区別できます

言わないほうがいい伝え方

(既読のまま返信しない)

担当はあなたの状態が分からず次の提案を控えます。沈黙は、次のお見合いを遅らせます

どうして断られたんですか。納得できません。

担当は相手側の判断を変えられません。理由を聞くなら、聞ける範囲でと添えて丁寧に

もういいです。どうせ次も断られますから。

投げやりな言葉は担当の提案の幅を狭めます。落ち込みは「残念です」で十分伝わります

相手の方に、もう一度考えてもらえませんか。

相談所の仕組みでは、見送りの判断を覆す依頼はできません。気持ちは次の相手に向けて

返事の期限と動き方

断られた連絡への返事は、当日のうちに一行でも返すのが目安です。長く書く必要はありません。理由を聞きたいときは、その返信の中で一緒に聞いておくと、担当が相手側の相談所へ確認する流れに乗せやすくなります。返事の期限や理由を聞ける範囲には相談所ごとの決まりがあるので、担当に尋ねてみてください。

決めたあとの一歩

進めると決めたら断られた相手の「良かった点」を一つ、担当に伝えてください。それが次の申し込み条件になります。落ち込んだ日の夜に次の申し込みをすると判断が荒れるので、翌日の午前に候補を見るのが、気持ちの整理と前進の両方に効きます。
断ると決めたらしばらく申し込みを止めたいなら、それも担当に伝えて構いません。止める理由は「整理したい」で十分です。再開の目安を自分で一つ決めて伝えておくと、担当はその日に声をかけてくれ、再開が楽になります。

断られた日の返事が、次の縁の速さを決める

担当カウンセラーの側から見ると、断られた連絡をした後の会員の返事で、その人がご成婚に近いかどうかがある程度見えます。返事が来ない人、怒る人、平気なふりをする人。そして、残念だと書いた上で次の一言を添える人。最後の型の人は、担当が一番動きやすいのです。担当が動きやすい人は、お見合いの数が増え、結果として縁が早くなります。

私はこれを「返事の貯金」と考えています。担当への返事は、一通ごとに信頼が積み上がる貯金です。断られた日の返事は、その貯金が一番増える日です。なぜなら、うまくいった日は誰でも丁寧に返せるからです。うまくいかなかった日に、お礼と気持ちと次の一言を書ける人は、担当にとって「この人を幸せにしたい」と思える人になります。

持てる人は、断られたときに相手を責めません。自分も責めません。ただ、関わってくれた人にお礼を言い、次に向かいます。それは強がりではなく、縁は数の中から育つと知っているからです。断りの連絡は、縁が一つ減った知らせではなく、次の縁に一歩近づいた知らせです。断られた日に一番丁寧な返事を書ける人が、次に選ばれます。

ほかの場面の返事

よくある質問

断られた理由を聞くのは、しつこいですか?
一度聞くのは当然の権利で、しつこくありません。相手側から理由が届いていれば担当が教えてくれますし、届いていなければ「分かりません」で終わります。同じ相手について何度も聞き直すのは避け、理由を次のお見合いの改善に使う姿勢で聞くと、担当も協力的になります。
落ち込みを担当に見せるのは迷惑では?
迷惑ではなく、むしろ助かります。担当はあなたの気持ちの温度を知ることで、次の提案の時期や相手の型を調整できます。「少し時間がほしい」と伝えれば、その間は無理に提案しません。感情を隠して平気なふりをするほうが、担当には読みにくいのです。
断られてすぐ次に申し込むのは軽いですか?
軽くありません。お見合いは一人ずつ独立した出会いなので、前の結果を次に引きずる必要はないのです。ただし、落ち込んだままの夜に候補を選ぶと基準がぶれやすいので、一晩おいて翌日に選ぶのがおすすめです。担当に候補を先に見てもらうのも有効です。