失恋・別れからの再出発ガイド

失恋後に婚活を再開するときの進め方

失恋後に婚活を再開するときの進め方(関口美奈子)
結論:再開は、活動の全部を一度に戻さないことから始めてください。まず担当カウンセラーに「ペースを落として戻りたい」と伝え、最初の一か月は申し込み数を前回の半分に決めます。前回の交際で学んだ「これは早めに聞きたい」を一つ決めてから、新しい相手に会う。再開の形を変えることが、再開そのものです。

考え方の軸 今日からできる行動と言葉 やらないほうがいいこと 時間の目安と、焦らなくていいこと 気持ちが動いたら 解説

考え方の軸

戻り方を変える前回と同じ件数、同じ条件、同じ会い方で戻ると、同じ場所で疲れます。再開は続きではなく、設定を組み直すタイミングだと考えてください。
交際終了は情報うまくいかなかった交際には、あなたが何を大事にしているかの情報が残っています。悔しさとは別に、次の相手選びの基準として取り出せるものです。
担当者を味方にするひとりで再開すると、焦りがそのまま申し込み数に出ます。担当カウンセラーにペースと気持ちを共有しておくと、無理な動きを止めてもらえます。
選び直す権利が戻った前の交際が終わったことは、断られた記録ではなく、誰を選ぶかをもう一度自分で決められる位置に立ち直したということです。再開は、その権利を使う最初の日です。

今日からできる行動と言葉7選

行動は「今日」「今週」「落ち着いてから」の順に並んでいます。言葉の例は「コピー」でそのまま使えます。

1. 前回の学びを一行にする

今日行動
終わった交際を思い返し、「次は〇〇を三回目までに聞く」という一行を書く。理由や反省は書かず、次に使う形だけ残す。

反省会でなく、次の行動に変換できるため

2. 自分にかける言葉

今日言葉
「前の交際が終わったのは、選ぶ目が一つ増えたということ。今回はその目を使って会おう」

終了を欠点でなく、基準の獲得として扱えるため

3. 担当カウンセラーへの言葉

今週言葉
「再開したいのですが、最初の一か月は件数を抑えて進めたいです。前回の交際で気づいたことも共有させてください」

ペースを先に伝えると、紹介の仕方を合わせてもらえるため

4. 申し込み数の上限を決める

今週行動
最初の一か月は、前回の活動量の半分を上限にして申し込む。件数を減らすぶん、一人ひとりのプロフィールを長めに読む。

数を減らすほど、見る目が深くなり疲れが出にくいため

5. プロフィールを一か所だけ更新

今週行動
写真を撮り直すか、自己紹介の一段落を今の気持ちで書き直す。全部を変えず、一か所だけ新しくして再開の区切りにする。

小さな更新が、前回と違う活動だという実感を作るため

6. お見合いで使える言葉

落ち着いてから言葉
「少し前に交際が終わって、改めて活動しています。今日はゆっくりお話しできたらうれしいです」

事情を重くせず伝えると、相手も自然体になれるため

7. 休日の婚活外の予定を守る

落ち着いてから行動
再開しても、週に一日は婚活と関係ない予定を先に入れておく。お見合いの日程はその予定を避けて組む。

活動が生活を占領しないほど、長く続けられるため

やらないほうがいいこと

終わった交際を取り返すように、再開初月から申し込みを一気に増やす

焦りが相手に伝わり、前回と同じ疲れ方になります

前の交際相手の条件と正反対の人だけに申し込む

反動で選んだ条件は、落ち着いたときに合わなくなります

交際が終わった事情を担当カウンセラーに話さず、何事もなかったように再開する

気持ちを知らない担当者は、同じ型の紹介を続けてしまいます

お見合いの場で、前の交際がなぜ終わったかを細かく話す

相手は聞き役になってしまい、二人の時間が始まりません

時間の目安と、焦らなくていいこと

再開の時期は、前の交際を思い出しても次の予定を立てられるようになったころが目安です。数週間で戻る人も、数か月休んでから戻る人もいて、どちらも間違いではありません。休会の扱いや期間は相談所ごとに違うので、担当に規定を確かめてください。戻ってからの最初の一か月は、成果より「前回と違う動き方ができたか」で振り返ると、焦りが育ちません。

気持ちが動いたら

気持ちが少し動いたら担当カウンセラーに連絡し、再開の希望と最初の一か月のペースを伝えてください。申し込みは上限を決めた数だけ。一人目のお見合いは、結果より「落ち着いて話せたか」を確かめる回にすると、再開の手応えが残ります。
まだ重いままなら再開を急がなくて大丈夫です。休会の規定を担当に確かめたうえで、前回の学びを一行にする作業だけ進めてください。気持ちの重さが何週間も抜けないときは、身近な人や公的な相談先を頼ることも、再開の準備のうちです。

婚活の再開は、続きでなく組み直し

交際終了のあと「気持ちを切り替えて、すぐ再開します」と宣言する方がいます。その意気込みは尊いのですが、前回と同じ件数、同じ条件、同じ会い方で戻ると、数週間後に前回と同じ顔で疲れて戻ってくることが多いのです。再開の本体は、申し込みボタンを押すことではなく、動き方の設定を変えることにあります。

私は再開前の数日を、再開の助走と位置づけています。つまり、走り出す前に、どの速さで、どの方向へ走るかを決め直す短い準備期間です。前の交際で学んだことを一行にする、申し込みの上限を決める、プロフィールを一か所だけ新しくする。助走が短くても、方向が変わっていれば、着地する場所は前回と違います。

持てる人は、終わった交際を失点として数えません。あの人と合わなかったことで、自分が何を大切にしているかが一つ分かった。その学びを持って、次の相手の前では聞き役に回り、相手がくつろいで話せる場を先に用意する。交際が終わるたびに、あなたの選ぶ目は一つ増えています。

ほかの場面

よくある質問

交際終了からどのくらいで婚活を再開していいですか?
期間に決まりはなく、前の交際を思い出しても次の予定を考えられるようになったころが目安です。休会の期間や扱いは相談所によって異なるため、担当カウンセラーに規定を確かめてから決めると安心です。
再開したことを、新しいお見合い相手に言うべきですか?
聞かれたら短く伝えれば十分です。「少し前に交際が終わって改めて活動している」程度で、理由の詳細まで話す必要はありません。相手との時間を前の話で埋めないことが、再開を軽くします。
再開しても、また同じように終わる気がして怖いです。
その怖さは、前回の経験から確かめたい点が見えている証拠です。前回の学びを一行にして、申し込みの数を抑えて戻ると、同じ場所で終わりにくくなります。担当カウンセラーにも怖さを共有しておいてください。