こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。
「結婚相談所って、入会したあと、いったい何をするの?」。興味はあっても、中の流れが見えないと、一歩を踏み出しづらいですよね。じつは、相談所の活動には、はっきりしたステップがあります。今日は、入会から成婚退会まで、全体の流れと、成婚までにかかる期間の目安を、現場の視点でわかりやすくお話しします。
はじまりは無料相談:最初の面談は基本オンライン
流れの話に入る前に、いちばん最初の一歩のこと。相談所の活動は、いきなり入会から始まるわけではありません。まず無料相談で、あなたの状況と希望を聞き、相談所の仕組みや費用を説明してもらうところから始まります。
私が主宰するエースブライダルでは、この最初の面談は基本オンラインです。自宅から、仕事帰りに、話を聞くだけでも構いません。ご両親に同席していただくこともできます(ご契約とお支払いはご本人名義です)。相談所は、入会する前にこちらが相談所を見極める場でもあります。何を聞けばいいかは結婚相談所の無料相談で聞くべきことにまとめました。
なお、結婚相手紹介サービスは、期間が2か月を超え、金額が5万円を超える契約であれば、特定商取引法の「特定継続的役務」にあたります。契約前に概要書面を受け取ること、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができることは、どの相談所でも共通のルールです(出典:消費者庁 特定継続的役務提供、2026年9月確認)。
結婚相談所の活動は「6ステップ」
まず、全体像から。多くの相談所では、活動は次の6ステップで進みます。一本道なので、迷うことはありません。
① 入会・プロフィール作成
② お相手探し・お見合い申し込み
③ お見合い
④ 仮交際(複数と並行できる)
⑤ 真剣交際(一人に絞る)
⑥ プロポーズ・成婚退会
各ステップで、カウンセラーが伴走してくれるのが、相談所の最大の強みです。
① 入会・プロフィール作成
独身証明書などの必要書類を提出し、活動の土台となるプロフィールを作ります。ここが、想像以上に大事。プロフィールの書き方と写真で、申し込みの集まり方が大きく変わります。最初に、しっかり整えましょう。
入会の流れと必要書類:入会審査で見られること
結婚相談所がアプリと決定的に違うのは、入会審査があることです。審査と聞くと身構えるかもしれませんが、見られるのは人柄の点数ではありません。書類で確かめられる事実、つまり本当に独身か、本人か、プロフィールの収入や学歴に偽りがないか、です。
IBJは、入会審査で求められる書類の例として、次のものを挙げています。
- 独身証明書
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 収入証明書(源泉徴収票または納税証明書)
- 現住所の証明(発行から3ヶ月以内の住民票の原本)
- 卒業証明書(短大以上を卒業した方のみ)
- 国家資格の免許証のコピー(該当する職種の方のみ)
IBJの説明では、男性は安定した収入があるかどうかが見られ、女性も年収をプロフィールに載せる場合は収入証明書が必要とされています(出典:IBJ「結婚相談所の入会審査とは?」、2026年9月確認)。実際にどの書類が必要かは相談所ごとに異なるので、無料相談の段階で確認しておきましょう。
書類集めは面倒に見えますが、逆から見れば、お見合いの相手も、同じだけ確かな書類を出しているということ。審査はあなたをふるい落とす関所ではなく、出会う相手の身元を先に保証してくれる、相談所ならではの安心の土台です。役所や学校から取り寄せる書類は日数がかかることもあるので、入会を決めたら早めに動くのがコツです。
費用がかかるタイミング:いつ、何を払うのか
流れと一緒に知っておきたいのが、どの段階でお金がかかるかです。総額より、発生のタイミングを知っておくほうが、安心して活動できます。エースブライダルの場合で整理します(税込)。
- 入会時:入会金165,000円、登録料33,000円(ご紹介の場合は無料)。
- 活動中:月会費16,500円。必要書類がそろい、IBJのシステムに登録された時点から発生します。書類を集めている間は、月会費はかかりません。
- お見合い:お見合い料はいただいていません。何回お見合いをしても、追加の費用はかかりません。
- 成婚時:成婚料330,000円。銀行振込またはクレジットカード決済でお支払いいただけます。
活動期間ごとの総額は、結婚相談所の費用シミュレーターで試算できます。成婚料の考え方は結婚相談所の成婚料で詳しくお話ししています。
② お相手探し〜③ お見合い
システムでお相手を検索し、気になる人に申し込みます。両者が「会ってみたい」となれば、お見合いが成立。ホテルのラウンジなどで、1時間ほどの顔合わせです。当日の流れはお見合い当日の流れとマナーにまとめています。
④ 仮交際〜⑤ 真剣交際
お見合いの後、お互いが「もっと話したい」となれば、仮交際へ。ここは、複数の相手と同時に会える、お試し期間です。まだ恋人ではありません。そして、「この人と進みたい」と思える相手が見つかったら、一人に絞る真剣交際へ。ここで、他のご縁はすべて終了します。この見極めのコツは仮交際から本交際に進むにはで詳しくお話ししています。
仮交際・真剣交際の期間の目安
IBJは、仮交際の期間の目安を1ヶ月〜1ヶ月半(できるだけ週に1回は会う)、真剣交際の期間の目安を1ヶ月半〜2ヶ月としています。真剣交際に進むと、他の会員との交際も、相談所からの紹介やお相手検索もすべて停止となり、すでに決まっているお見合いもキャンセルになります(出典:IBJ公式コラム(仮交際・真剣交際)、2026年9月確認)。
期間の目安があるのは、急かすためではありません。結論を先延ばしにするほど、相手の時間も止めてしまうからです。仮交際で週に一度会い、一か月たっても「もう一度会いたい」が育たないなら、それも大切な答え。お相手を大事にすることと、決めることは、同じ方向を向いています。
⑥ プロポーズ・成婚退会
真剣交際を経て、結婚の意思が固まれば、プロポーズ。そして、成婚退会。相談所での活動を、卒業します。結婚へ向けた最後の不安の越え方は、真剣交際から結婚へもあわせてどうぞ。
成婚までの「期間」の目安
気になる期間ですが、目安は半年〜1年半ほど。お見合いから真剣交際までは、数週間〜数か月で進むことが多く、早い方は数か月で成婚に至ります。
大切なのは、活動の量と、決断のはやさ。積極的に申し込み、迷いすぎずに進める人ほど、期間は短くなります。だらだら長引くより、早めに動き出して、テンポよく進めるのが、結局いちばんの近道です。
おわりに:流れが見えれば、怖くない
こうして並べてみると、結婚相談所の活動は、思ったよりずっとシンプルで、見通しのいいものだと感じませんか。一人で手探りする婚活と違い、各ステップにプロの伴走がある。それが、相談所を選ぶいちばんの理由です。
婚活全体の進め方は婚活完全ガイドに、相談所の選び方は失敗しない選び方にまとめています。あわせて読んでみてください。こうした婚活の話は、講演や研修でもお伝えしています。ご関心があれば、お気軽にご相談ください。
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