こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
真剣交際まで進み、結婚が、現実に見えてきた。なのに、いざ最後の一歩を前にすると、「本当に、この人でいいのかな」と、不安になって、踏み出せない。これは、ゴール目前の方ほど、ぶつかるお悩みです。
でも、その迷いは、あなたが、人生に真剣だからこそ。今日は、成婚目前の不安を越えて、後悔なく結婚へ進むための考え方を、お話しします。最後の一歩を、一緒に見ていきましょう。
真剣交際の進め方:IBJのルールと、成婚までの時間割
真剣交際は、ゆっくり愛を育てる期間だと思われがちです。けれど実際は、期限があるからこそ深まる期間です。IBJのルールでは、「お見合い後の交際期間は、お見合い日から3ヵ月間がルールです」と定められています。起点は真剣交際に入った日ではなく、お見合いの日。仮交際に使った時間も、この3ヵ月に含まれています。
真剣交際が始まると、それまでの他の交際相手とのやりとりはすべて終了し、新しいお相手の紹介も停止されます(出典:IBJ「結婚相談所の真剣交際とは?」)。比べる相手がいなくなったぶん、見るべきは「この人と、暮らしを組み立てられるか」ひとつになります。
お見合いから成婚までの時間割(目安)
- お見合い〜仮交際(目安1ヶ月〜1ヶ月半)
週に1回を目安に会い、結婚観や価値観のすり合わせを始める時期。双方が前向きになったところで真剣交際へ。 - 真剣交際の前半
仕事の続け方、住みたい街、休日の過ごし方など、暮らしの輪郭を言葉にする時期。デートは「楽しい」より「具体的」に。 - 真剣交際の後半(真剣交際の目安は1ヶ月半〜2ヶ月)
お金の管理、家族との距離、性の価値観など、言いにくいことを話し終える時期。ご両親への紹介の段取りも、担当カウンセラーと相談しながら。 - お見合い日から3ヶ月程度
プロポーズの目安。双方の意思が固まった段階で進めるのが基本です。
期間の目安は、IBJの解説(IBJ「結婚相談所の真剣交際とは?」)に沿っています。参考までに、IBJが公表している2025年成婚者(19,112名)の代表的な成婚者像では、交際日数の中央値は男性125日・女性124日です(出典:IBJ「数字でIBJチェック!」)。3ヵ月を少し越えるくらいが、実際の姿に近いということです。
「成婚」とみなされること:口約束も含まれる
真剣交際で意外と知られていないのが、この一文です。IBJのルールでは、交際期間中の旅行や婚前交渉は禁止とされ、さらに「結婚の口約束」「宿泊」「宿泊をともなう旅行」「婚前交渉」「同棲」「交際期間を延長し、通算6ヵ月を経過した場合(交際期間は原則3ヵ月)」などは「成婚」とみなすと定められています(出典:IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」、2026年9月時点)。
つまり、延長をくり返して先送りし続けることはできず、盛り上がった勢いの「結婚しようね」も軽くはない、ということです。プロポーズの言葉は、勢いではなく準備して渡すもの。どのタイミングで何を言うかは、担当のカウンセラーと相談しながら決めると安心です。プロポーズの準備はプロポーズする側の準備、成婚後の流れと費用は結婚相談所の成婚料にまとめています。
「完璧な確信」を、待たない
まず、いちばん大切なこと。結婚に踏み出せない人の多くは、「完璧な確信」を、待ちすぎています。でも、それは、永遠に訪れません。
「100%、この人だと言い切れたら、結婚しよう」。そう思っていると、いつまでも、踏み出せません。なぜなら、結婚は、迷いをゼロにしてからするものではなく、「安心できる相手と、一緒に進めると決める」ことだからです。どんなに良い相手でも、多少の不安は、誰にでもある。大事なのは、不安がないことではなく、その不安を上回る安心が、あるか。確信より、納得で、進んでいいんです。
「ときめき」ではなく「安心」で判断する
判断に迷ったとき、見るべきは、ときめきの強さではなく、安心感です。これが、結婚相手選びの、核心です。
「もっとドキドキする人が、いるかも」と思うと、踏み出せません。でも、結婚生活は、毎日の積み重ね。激しいときめきは、いずれ落ち着きます。だから、見るべきは、一緒にいて、自然体でいられるか。安心して、将来を任せられるか。いい夫婦になれるカップルの条件を、思い出してください。ときめきの有無で、運命の人を逃すのは、もったいないんです。
結婚前に「話し合う」ことで、不安が減る
漠然とした不安は、具体的に話し合うことで、ぐっと減ります。これは、とても効果的です。
お金、仕事、住まい、家族、将来のこと。結婚前に話し合っておくべきことを、二人で、具体的に話してみる。すると、「この人となら、やっていけそう」という、確かな手応えが生まれます。逆に、話し合ってみて、深刻なズレが見つかれば、それも、大切な気づき。漠然と悩むより、話し合って、確かめる。不安の正体が見えると、決断は、しやすくなります。
一人で抱えず、相談する
そして、迷っているときこそ、一人で、抱え込まないでください。これが、最後の鍵です。
結婚という大きな決断を、一人で悩んでいると、不安は、どんどんふくらみます。信頼できる人や、第三者に、気持ちを話してみる。声に出すことで、「自分は、本当はどうしたいのか」が、見えてきます。私たちのような結婚相談所では、カウンセラーが、まさにこの最後の一歩に、伴走します。不安を整理し、二人の気持ちを確認し、後悔のない決断へと、導く。一人で進めるより、ずっと心強いんです。
真剣交際のスキンシップ:線を引くのは、ルールと相手の気持ち
「真剣交際になったら、どこまでいいの?」は、とても多いご質問です。IBJのルール原文で確認できるのは、次のことです(出典:IBJ「お見合いと交際のルール&マナー」、2026年9月時点)。
- 「お見合い後の初デートで良い雰囲気になったとしても無理やり手を繋いだりボディタッチをしたりするのはNGです」
- 「交際期間中の旅行や婚前交渉、金銭の授受・貸借は禁止です」
- 宿泊・宿泊をともなう旅行・婚前交渉・同棲は「成婚」とみなす
原文がNGとしているのは、手をつなぐことそのものではなく、「無理やり」です。一方で、キスなど原文に記述のないことは、ここでは断定できません。インターネット上には「どこまでならOK」という情報も見かけますが、所属する相談所の方針もありますので、迷ったら担当のカウンセラーに確認するのが確実です。ルールの詳しい読み方は結婚相談所の婚前交渉はどこまで?で解説しています。
そして、ルール以上に大切なのが、相手の気持ちです。信頼される人は、触れる前にひとこと聞けます。「手、つないでもいいですか」。この一言を言える人は、結婚してからも、相手のペースを確かめられる人です。スキンシップの上手さではなく、確かめる余裕が、真剣交際の品格になります。
真剣交際で話し合っておくこと:言いにくい順に、あとへ
話し合いには、順番があります。いきなり重いテーマから入ると、相手は審査されているように感じます。答えやすいことから始めて、言いにくいことほど、信頼が育ってから。これが、話し合いを最後までやり切るコツです。
- 暮らしの話:仕事の続け方、住む場所、休日の過ごし方、家事の得意不得意。
- お金と家族の話:家計の管理の仕方、貯金への考え方、実家との距離や付き合い方。項目の一覧は結婚前に話し合っておくべきことに。
- 性の価値観:いちばん言いにくく、けれど結婚後の満足度に深く関わるテーマ。切り出し方と言葉の例は結婚前に確かめたい性の価値観に。
- ルールの確認:婚前交渉が禁止されている中で、体の相性への不安をどう扱うかは結婚相談所の婚前交渉はどこまで?に。
全部を完璧に一致させる必要はありません。見るべきは答えの中身より、違いが見つかったときに、二人で話を続けられるかどうかです。話し合える相手とは、結婚後の問題も、話し合って越えていけます。
まとめ:安心を信じて、一歩を踏み出す
真剣交際から結婚へ進む鍵は、完璧な確信を待たず、ときめきより安心で判断し、具体的に話し合って不安を減らし、一人で抱え込まないこと。迷うのは、真剣な証拠。その迷いを、整理して、越えていけばいいんです。
ここまで来たあなたは、もう、ゴールの目前にいます。完璧な確信が訪れるのを待つより、安心できる相手と、一緒に幸せを築くと決めて、一歩を踏み出す。その勇気が、新しい人生の扉を、開きます。
私たちエースブライダルでは、成婚まで、カウンセラーがしっかり伴走します。「最後の一歩で、迷っている」という方こそ、よければ一度、ご相談くださいね。あなたの決断を、支えます。
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