恋愛・結婚

お見合い写真
(女性編)

関口美奈子

こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
「写真で申し込みは来るのに、お見合いのあとが続かないんです」。女性の会員さんから、ときどきこんな相談を受けます。写真を見せてもらうと、たいてい、とてもきれいに写っています。
先に結論をお伝えします。お見合い写真に選ぶべきは、人生でいちばんきれいに写った一枚ではありません。お見合い当日のあなたが、自分の手で再現できる一枚です。
今日は、女性のお見合い写真を、服、髪とメイク、表情、サブ写真の順にお話しします。

きれいすぎる写真が、お見合いで損をする理由

写真は、会う前のあなたの代わりに、相手と約束を交わします。「こういう人が来ますよ」という約束です。お見合いの席で男性が最初にするのは、その約束と、目の前のあなたとの答え合わせです。

写真より実物のほうが感じよければ、その差は加点になり、会話は最初から温まります。反対に、写真のほうが上なら、その差の分だけ期待がしぼみ、一時間かけて減点を取り返すことになる。盛った写真は、申し込みまでの味方で、お見合いの席の借金です。

写真の基本の考え方は婚活プロフィール写真のコツに書きました。ここでは、女性が迷いやすい具体に絞ります。

服:顔まわりの色で選び、柄と光沢は引き算

お見合い写真で、服は顔の次に面積の大きい要素です。ここで見るのは流行ではなく、顔まわりが明るく見えるかです。

  • 色は白、淡いピンク、水色、ベージュなど、顔に光を返す明るい色
  • 素材は、光をやわらかく受けるものを。光沢の強い素材は、写真で硬く見えやすい
  • 柄は小さく控えめに。大きな柄は、顔より先に目に入る
  • 襟ぐりは詰めすぎず、開けすぎず。首元が少し見えるくらいが、顔を明るく見せる

そして大切なのが、お見合い当日も、同じ系統の服で行けることです。写真だけ華やかなワンピースで、当日は着慣れた通勤服。これでは答え合わせがずれます。お見合いの服の選び方はお見合いの服装の女性の章にまとめています。

髪とメイク:プロに任せるなら「再現できる範囲」で

撮影スタジオでヘアメイクをお願いする女性は多いと思います。プロの手を借りることには賛成です。ただ、一つだけお願いがあります。当日、自分で再現できる範囲で仕上げてもらってください。

巻き髪の強さ、まつげの濃さ、リップの色。写真の日だけ別人のように仕上がると、お見合いの日のあなたは、写真のあなたに負けてしまいます。撮影の前に、担当の方へひと言伝えておくと安心です。

「お見合いの日に自分で再現できるくらいの仕上がりでお願いします。普段はこういうメイクをしています」

髪型は、顔の輪郭が見えることを優先します。前髪で目が隠れていたり、顔の横が髪で覆われていたりすると、相手は表情を読み取れません。まとめ髪でも下ろした髪でもかまいませんが、耳のあたりまで顔の形が分かると、写真の印象が一段明るくなります。

撮影の直前に、新しい化粧品や髪色を試すのは避けましょう。いつものあなたを、いちばん整った状態で写すのが目的です。仕上げの補正も、肌の明るさや色味を整える程度にとどめます。顔の形や目の大きさを変える加工は、答え合わせの席で必ず気づかれます。

表情:作り笑いより「話しかけられた瞬間」の顔

写真の表情から男性が受け取るのは、美しさよりも話しかけやすさです。「この人に声をかけたら、笑って返してくれそうだ」。そう思えた写真に、申し込みは集まります。

口角だけ上げた作り笑いは、目が笑っていないことが写真に残ります。撮影では、カメラマンに話しかけてもらい、答えながら笑った瞬間を撮ってもらうのがいちばんです。歯を見せる笑顔と、口を閉じた微笑みの両方を撮っておき、メインには目もとまでやわらかいほうを選んでください。

もう一つ。集合写真から切り抜いた一枚を、メインにするのは避けましょう。人は、何人かと一緒に写っていると、一人のときより魅力的に見えやすい。心理学でいうチアリーダー効果です。一人で写った写真で勝負するほうが、答え合わせは正確になります。

サブ写真は、休日のあなたを見せる挿絵

メイン写真で「会ってみたい」と思ってもらえたら、サブ写真では「一緒に過ごしたら楽しそう」を伝えます。

  • 全身が分かる一枚。背格好と服の雰囲気が伝わると、当日の待ち合わせでも安心されます
  • 好きな場所にいる一枚。行きつけの喫茶店、公園、旅先など、プロフィール文と話がつながる場所だと会話の糸口になります
  • 手元の一枚。料理、花、本など、あなたが大事にしているものが写っていると、人柄に奥行きが出ます

サブ写真は、プロフィール文の挿絵だと考えてください。文章に「近所の喫茶店に通うのが好き」とあれば、その喫茶店での一枚。文章と写真が同じ人を語っていると、相手の中であなたの像がくっきりします。文章の書き方は結婚相談所のプロフィールの書き方(女性編)をどうぞ。

撮影スタジオを選ぶときに、確かめておくこと

お見合い写真は、撮る場所選びで仕上がりが大きく変わります。料金や口コミの前に、次の点を確かめておくと失敗しにくくなります。

  • ヘアメイクを頼める場合、普段のメイクに寄せた仕上がりにも対応してもらえるか
  • 撮影中に話しかけながら、表情を引き出してくれるか
  • 全身の写真や、屋外の自然光での撮影もできるか
  • 補正の範囲はどこまでか。肌の明るさや色味の調整にとどめてもらえるか
  • 受け取れるデータの枚数と、選び直しができるか

もう一つ、結婚相談所に提出する写真には、サイズや背景などの規格があることがあります。撮影を予約する前に、担当の仲人に規格を確認しておくと二度手間になりません。撮影のあと、候補を数枚に絞ってから仲人に見せ、「どれが会ったときの私にいちばん近いですか」と聞いて決めるのもおすすめです。自分で選ぶと、どうしても「いちばんきれいな一枚」に手が伸びるからです。

撮り直しを考えるタイミング

写真は、一度撮ったら終わりではありません。次のようなときは、撮り直しを考えてみてください。

  • 髪型や髪色を大きく変えた
  • 撮影から時間がたち、季節の違う服で写っている
  • 申し込みはあるのに、お見合いのあと交際につながりにくい
  • 自分で写真を見て、どこか居心地の悪さがある

三つ目は、写真と実物の差が原因になっていることがあります。反対に、申し込みそのものが少ないときは、写真だけでなく、自己紹介文の最初の二行も見直すと効きます。どちらが原因か一人で判断しにくいときは、担当の仲人に率直に聞いてみてください。

「写真の印象と、実際に会ったときの私の印象、ずれていませんか」

まとめ:写真は、当日のあなたとの約束

お見合い写真は、会う前のあなたの代わりに、相手と約束を交わす一枚です。

  • 選ぶのは、いちばんきれいな一枚ではなく、当日再現できる一枚
  • 服は顔まわりが明るく見える色で、当日も同じ系統で行けるものを
  • 髪とメイクはプロに任せても、再現できる範囲で
  • 表情は、話しかけられて笑った瞬間を
  • サブ写真は、プロフィール文の挿絵として

写真より、実物のほうが素敵だった。お見合いの席でそう思われた人から、交際は始まります。写真で約束したものを、当日きちんと手渡せる人が、選ばれ続けるのです。女性の婚活全体の進め方は婚活女性ガイドに、当日の会話はお見合いの会話(女性編)にまとめています。

エースブライダルでは、写真選びの段階から、仲人が「会ったときの印象」との差を一緒に見ています。どの写真をメインにすればいいか迷ったら、一度、無料相談でご相談くださいね。

まずは話を聞いてみるところから。結婚相談所エースブライダル(関口美奈子 主宰・IBJ加盟・全国対応)

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よくある質問

お見合い写真の服装は、女性の場合どんな色がいいですか?
白、淡いピンク、水色、ベージュなど、顔まわりが明るく見える色がおすすめです。大きな柄や光沢の強い素材は顔より先に目に入りやすいので控えめに。お見合い当日も同じ系統の服で行けるものを選ぶと、写真と実物の印象がそろいます。
お見合い写真は、スタジオでヘアメイクをしてもらうべきですか?
プロの手を借りるのはおすすめです。ただし、お見合い当日に自分で再現できる範囲の仕上がりにしてもらいましょう。写真の日だけ別人のように仕上げると、当日に写真との差が生まれ、印象が下がりやすくなります。
お見合い写真の加工は、どこまでしていいですか?
肌の明るさや色味を整える程度にとどめ、顔の形や目の大きさを変える加工は避けてください。お見合いの席では、相手は写真と実物を見比べます。写真より実物のほうが感じがいいと思われるほうが、交際につながりやすくなります。
お見合い写真の撮り直しは、どんなときに考えればいいですか?
髪型を大きく変えたとき、撮影から時間がたって季節の違う服で写っているとき、申し込みはあるのにお見合い後の交際につながりにくいときが目安です。原因が写真なのか文章なのか迷うときは、担当の仲人に写真と実物の印象のずれを聞いてみてください。

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