こんにちは。恋愛心理研究家の関口美奈子です。結婚相談所「エースブライダル」を運営しています。
お見合いのお断りが届いた夜。「何がいけなかったんだろう」と、当日の会話を何度も巻き戻してしまう。女性の会員さんほど、この巻き戻しが長く続く傾向があります。
先にお伝えします。お見合いのお断りは、あなたの価値の採点ではありません。その日の二人の組み合わせへの返事です。
ただし、断りが何度も続くなら話は別です。その場合、理由には型があります。今日は、お断りを正しく読み、次の一手に変える方法をお話しします。
お断りは採点ではなく、組み合わせへの返事
結婚相談所のお見合いでは、男性も複数の方と会っています。仮交際に進める人数には、予定や気持ちの上で現実的な限りがあります。だから男性は、「悪くなかった人」にもお断りを出します。
つまり、多くのお断りは減点の結果ではなく、比べた結果です。あなたに欠けていたものがあったのではなく、その週、その人にとって、別の組み合わせのほうが少しだけしっくりきた。それだけのことが、本当にたくさんあります。
気持ちの面での受け止め方はお見合いで断られるのがつらいときに書きました。この記事では、もう一歩進んで、お断りを翻訳することに集中します。
男性がお見合いでお断りする、四つの型
お断りの理由は、お相手から具体的に届くことはほとんどありません。けれど、長く現場で男性側の声を聞いていると、理由はおおむね四つの型に分かれます。
一つ目は、会話の温度。「感じはよかったけれど、自分に興味があるのか分からなかった」。質問には丁寧に答えてくれたのに、自分のことを話さない。笑顔は礼儀正しいのに、反応が控えめ。女性にとっては慎み深さでも、男性には「脈がない」と映ることがあります。
二つ目は、写真との差。写真がよすぎた、あるいは写真と雰囲気が違った。これは容姿の良し悪しではなく、期待と実物の差の問題です。差が大きいと、人は実物のよさより差のほうを覚えて帰ります。
三つ目は、条件の再確認。住む場所、仕事の続け方、家族との距離。プロフィールでは気にならなかった点が、会話の中で具体的になり、「現実的に難しい」と判断されるケースです。これは相性の問題で、あなたが直すべきものではありません。
四つ目は、決めきれなかった。緊張していて、相手の良さが分からなかった。判断がつかないときに、安全側に倒してお断りする男性は少なくありません。この型は、あなたの問題ではなく、その日の相手の状態です。
四つのうち、あなたが手を入れられるのは一つ目と二つ目だけです。三つ目と四つ目は、気にしなくていいお断りです。
断りが続くときは、「どこで止まっているか」を見る
一度のお断りに意味を探す必要はありません。けれど続くなら、どの段階で止まっているかを特定してください。段階によって、見直す場所がまるで違います。
- お見合いの申し込みが通らない:写真とプロフィールを見直します。写真は婚活写真の撮り方、文章は婚活プロフィールの書き方を参考にしてください。
- お見合いは組めるのに、仮交際に進まない:当日の会話と表情です。女性がつまずきやすい点はお見合いの会話(女性編)にまとめました。装いはお見合いの服装を。
- 仮交際には進むが、数回で終わる:お見合い以降の関係の深め方です。仮交際の進め方(女性編)をどうぞ。
ここを取り違えると、努力が空回りします。申し込みが通らないのに会話の練習をしても、会う機会そのものが増えません。直すのは、止まっている一か所だけ。そこ以外は、今のあなたのままで大丈夫です。
やってはいけない、四つの立ち直り方
お断りが続くと、人は早く楽になろうとして、かえって遠回りをします。次の四つは避けてください。
一つ目、自分を丸ごと変えようとする。服も話し方も申し込み先も一度に変えると、何が効いたのか分からなくなります。そして何より、あなたらしさまで削れてしまう。
二つ目、申し込む相手の条件を急に下げる。条件を下げること自体が悪いのではありません。落ち込んだ勢いで下げると、会ってから「やっぱり違う」となりやすく、今度は自分がお断りする側で疲れます。見直すなら、仲人と一緒に、落ち着いてから。
三つ目、お相手に理由を聞こうとする。お見合いのお断りは、相談所を通して静かに受け取るのが作法です。理由を問いただしても、得られるのは納得ではなく、傷の上塗りです。
四つ目、次のお見合いを「取り返す場」にする。前回の失点を取り返そうとすると、会話が自分の採点表になり、目の前の相手が見えなくなります。次のお見合いは、お相手を知りに行く場です。
落ち込みを、一晩で終わらせる作法
お断りが届いた日は、感情だけを受け止める日にしてください。悲しい、悔しい、疲れた。それを感じきっていい日です。この日に反省を始めると、感情と反省が混ざって、自分を責める材料ばかり集まります。
反省は、翌日に一つだけ。「最後のお礼に、相手の話を入れられなかった」。そのくらい小さく、具体的なもので十分です。一つなら、次のお見合いで試せます。十個並べた反省は、どれも試せません。
そして、担当の仲人に話すこと。「率直に、どう見えていましたか」と聞けば、自分では見えない角度から答えが返ってきます。お断りを一人で翻訳しようとしないでください。
断られた日こそ、持てる人でいる
最後に、少しだけ視点を変えます。あなたも、誰かにお断りを出す側です。お断りは、誰かを否定する行為ではなく、自分の人生を選ぶ行為でした。それなら、あなたに届いたお断りも、お相手が自分の人生を選んだ結果です。
お断りされた相手を悪く言わない。仲人への報告を、感謝で締める。その品は、めぐりめぐってあなたの評判になり、次の縁を運んできます。断られた日のふるまいに、その人の器が出ます。
まとめ:お断りは、翻訳すれば手がかりになる
お見合いのお断りは、あなたの価値の採点ではなく、その日の組み合わせへの返事です。男性のお断りには、会話の温度、写真との差、条件の再確認、決めきれなかったという四つの型があり、あなたが手を入れられるのは前の二つだけ。断りが続くなら、止まっている段階を一つ特定して、そこだけを直す。落ち込みは一晩で受け止め、反省は翌日に一つだけ。
断られた数は、あなたが動いた数です。動いた人にしか、次の縁は来ません。
とはいえ、お断りを一人で読み解くのは、とても消耗します。エースブライダルでは、お見合いの結果を仲人が一緒に振り返り、どこを直し、どこはそのままでいいかを具体的にお伝えしています。お断りが続いて立ち止まっている方は、一度、無料相談でお話を聞かせてくださいね。
まずは話を聞いてみるところから。結婚相談所エースブライダル(関口美奈子 主宰・IBJ加盟・全国対応)
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